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旅RUNキュレーションVol.69(第51回釧路湿原マラソン)

大会名
 第51回釧路湿原マラソン
レース種類
 30km (この他に10km、3km、ウォークの部があります)
開催日
 2023年7月30日(日)
開催場所
 北海道釧路市
参加費
 6,500円

※有料設定にしていますがほぼ無料で読めます

地球沸騰化とも言われる今日この頃。なかなか日中に走るのも厳しい中、この週末は北海道釧路市で開催の第51回釧路湿原マラソン30kmの部に参戦!
釧路駅前のホテルに前泊し、いざ会場へ。

朝7時ちょうどに釧路駅前からバスが出るということで6時40分ごろに駅へ。すでに10人くらい並んでて、6時43分バス到着がやってきた。路線バス風の3台のバスのうち前2台は各ホテル経由で会場へ。後ろの1台は会場直行らしい。もちろん、一番後ろのバスに乗る人が一番多い。立ち乗り客もいる感じで午前7時きっかりに出発し、14分で会場の釧路市民陸上競技場に到着。

当日受付でゼッケンを受け取る方式。事前に郵送されたハガキと引き換えでゲット。

30kmマラソンの出走は朝9時半なのでだいぶ時間があり、ゆっくりと準備できる。荷物は全部ウインドヒルくしろスーパーアリーナというでっかい建物で預かってくれる。袋に入れる必要とかないので荷物の大きさも特段制約なしで、遠方参加で荷物多めの人も安心です。

8時半から陸上競技場で開会式。この大会、大会ゲストが川内優輝さんと小森コーポレーションの実業団選手たち。川内さんは釧路合宿のメインイベントがこの大会だそう。
小森コーポレーションのカリウキ選手、短いあいさつながらも不便なく日本語を操ってるのは流石です。

出走前にトイレ。仮設トイレは各所に点在している感じ。出走直前でなければ特に並ぶこともないので、そんな困りません。

開会式で案内があったのだが、選手招集はスタートゲートではなくサブグラウンドに集まれと言われた。へぇ、と思いながらサブグラウンドへ。早めに集合するスタンス。

出走20分前までに集合せよと言われていたのだが、なんか全然スタートゲートに案内される兆しなし。15分くらい前になるとみんな勝手にスタートゲートに行っているような気もするので係の人に聞いてみた。

私「ここに集合して、スタートゲートまで案内してくれる感じなんですよね。」
係「はいそうです」
私「でも、勝手にスタートゲートに行っている人もいますけど」
係「それでもいいです」

まじか!この集合意味なしだろ。なんか、別グループの人たちも「ここの集合意味ないじゃん」とか言ってた。51回の歴史ある大会なのに、謎に洗練されてない…。
10分前に行ったもんだから結構後ろの方。スタート時にランナー渋滞するのが嫌だから早めに行ってそれなりの場所を確保するスタンスなのに、出鼻をくじかれた感じ。

ちょっと後ろの方になった。でも参加者少なめだからそこそこかな。

そんなこともありつつ午前9時半号砲。

結局、22秒のスタートロス。もちろんランナー渋滞にハマって最初の1キロは5分22秒。1キロ過ぎたくらいからランナー渋滞が緩くなる。

釧路の天気、朝は曇り模様で風もやや強めで涼しかったのだが、スタート直前から急激に太陽が姿を見せて、暑い。こんなんじゃ結局スピードは出せないな、熱中症が怖すぎる。無理せずに走る。
この大会、エイドがなかなか充実している。暑さ対策のスポンジがあるわけだけど、氷水で冷やしておいてくれるのでほんと嬉しい。あと、6km地点と19km地点くらいに雪を満載したトラックが置いてあり、ここでも体を冷やすことができる。ありがたすぎる。

序盤は追い風に助けられつつも、日光の暑さに苦しむ感じだったのでありがたさはなおのこと。

10km過ぎた頃に反対車線からトップランナー。小森のカリウキ選手が1位と思いきや、川内優輝選手が並んでた。(その後、川内選手が振り切って優勝したらしい。流石すぎる。)トップランナーの姿を間近で見れて嬉しい。

釧路湿原の中を延々と走るコース。

15kmで折り返し。スピードが全然出ないというか、スピードを出すのが怖いレベル。

20kmを超えたところで歩きを入れてしまうことに。30kmレースごときで歩きたくなかった。自分に負けた。なんか、堪える耐性が最近弱まってる気もするなぁ。意識して水を飲んでいたので尿意もこの辺で出てしまい、フルでない大会にしては珍しくトイレにも行った。
ちなみに15kmエイドではエビアンをペットボトルでもらえた。その後のエイドもスポドリをペットボトルごとくれたので、給水対策が充実してる感。

中盤以降になってくると曇り空になり、太陽が隠れる。ちょっと涼しくなって走りやすい。夏だから暑いっちゃ暑いんだけど、猛暑東京では味わえない走りやすさ。ありがたい。わざわざ釧路に来た甲斐があったもんです。
後半はスイカももらえる。先月のスイカロードレースに続いて今月もスイカラン。

釧路湿原を楽しませてもらう。思えば8年前に釧路湿原を見物に来たことがあるのだが、旅程が詰んでて5分しか見れなかった思い出。今日は堪能できましたよ。

終盤。30kmなのになかなか早く走れないが、なんとか陸上競技場に辿り着いた。

最後はトラックを1周してフィニッシュ!

ゴール後にアクエリアスのペットボトルとバナナいただける。ペットボトルは氷水に漬けてくれてて嬉しい。一瞬で500ml飲んでしまった。

そして、スーパーアリーナで荷物受け取り。館内はエアコンが効いてるのかちょっと涼しい感じだったのでそのままここで着替え。

あと、館内にはシャワーがあるそうなのだがきっと並んでるだろうと思って寄り付かなかった。手元のウェットタオルで汗をとりあえず処理。

ということで退散。疲れててお楽しみ抽選会の抽選結果を見るのを忘れてた。当たってたとしたら勿体無いな。どうせ当たってない、そう思おう。

帰りも釧路駅までのバスが出ている。13時20分発に乗り遅れたけど、後続のやつが13時25分に出発。割とガラガラだったので快適。17分かけて釧路駅に到着。

暑い夏に長距離走して鍛えようってことでのチャレンジだったものの、暑さの恐怖に負けてしまい、20km以降ちょいちょい歩いてしまった。強くなれなかった。走力云々より、苦しい時に耐える力を再び身につけないとダメだ。そう感じた悔しい大会。でも、夏のこの時期に比較的走れる大会なのでおすすめ。遠征費は割とかかりますけどね。

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