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「スタートアップ×コーポレート」

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コーポレート領域は「CoolでSexy」な分野であり、スタートアップの事業成長になくてはならない存在です!知れば知るほど面白いので是非!
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記事一覧

コーポレート部門が事業貢献できる会社

コーポレート部門は経験が物を言う世界です。 会社が変化している、成長している会社のほうが経験を積めるのは言うまでもありません。成長=変化対応を求められるからです。短期間で大きく変化している会社の場合、仕組み、組織、知識、ルール、やり方などを日々試行錯誤しながら変えていかなければなりません。大変なことも多いですが、成長機会としては最適、とも言えるのではないでしょうか。 また、成長企業では、いわゆるコーポレート部門がリードする全社的な案件、イシュー、イベントも多く、色んな経験

事業にかかわるスタートアップ法務について考えていることー白と黒とグレーのはざまで

0 はじめに法律事務所でさまざまなケースに触れた後、note株式会社では、1人法務からはじまり、現在は法務室長・クリエイターエコノミー協会の事務局長などをしています。 1 事業にかかわるスタートアップ法務のマインドスタートアップは、会社として、早期に大きく成長していくことが求められています。 そのため、法務としても、違法なこと=「黒」は許されませんが、 なるべく事業部を後押しするようにリスクマネジメントしていくことが重要だと思っています。 そのため、 事業部から「黒」な「

コーポレート領域は「COOLでSEXY」であると人材紹介を通して学んだ話

私は「スタートアップ×人材紹介」の仕事に従事しており、早いもので10年が経ちました。今も変わらずやり甲斐を感じており、一生この仕事を続けていきたいと考えています。 まだまだ未熟な部分も多いのですが、この業界で同じ仕事をしたいと考えてもらえる人が増えたら嬉しい、この仕事の立ち位置も向上させていきたい、何よりスタートアップへの健全なチャレンジをする方の支援を更に増やし、同業界の発展に貢献したいと考えている次第です。 実はそのキャリアの途中で、全く思いもよらない突然の異動辞令で出

これからのベンチャー企業のコーポレート担当に求められる5つの力

株式会社ベーシック執行役員 CAOの角田(@takeshisumida_)です。 私は現在コーポレート部門の管掌役員として、経営企画、人事、広報、経理、財務、法務、総務、内部監査など、バックオフィス周りの機能全般に幅広く関わっています。 先日ご縁があり、fondeskを提供されている株式会社うるるさんが主催の「コーポレートテック会議2022」に登壇させていただきました。 その中で、私は、エッグフォワードの徳谷さん、UPSIDERの佐藤さんと共に、以下のテーマについてお話し

300人の組織になる前に人事責任者が意識してきた4つのこと

SmartHRでVPoHRをしている薮田(@yabucccchi)です。 早いものでSmarHRの従業員数が300人を超えました。(2021.1.29現在) 今回は、私が入社した当初の60人のときに、300人を意識してどんなことをやってきたのか?という話を書きたいと思います。 ありがたいことに、スタートアップの人事責任者の方や経営者の方から人事施策についてヒヤリングを受けたり、相談されることがあります。今回の記事がこれからスタートアップに転職する人事のみなさま、1人目や

#HRを図解します|人事・組織の図解まとめ10選

物事の本質を深く理解するためには次の3つが大切だと考えています。 1. 部分ではなく全体を知る 2. 全体の構成要素の相互的つながりを知る 3. 主要な構成要素を見極める つまり、 全体を知り、繋がりを知り、削ぎ落とす。 この"思考のクセ"が物凄く重要です。 その"クセづけ"のために、私は何か深く理解したい事象や対象物があったら、まず紙に絵を描いてみる。同じ要素を囲んだり、関連し合う要素を線で繋いだり。これ自体が上記3つのプロセスを経るための身体と脳のキャッチボール

HRもベッテク。PeopleAnalyticsを50人のスタートアップで始めた話

こんにちは「すべての経済活動を、デジタル化したい」、石黒です。 最近、LayerXの週次定例MTGの話が大好きです。このフェーズでこの話ができていて良いな、と。(どんな話があるのか興味を持たれた方は、Meety等で気軽に声がけください) 今回は「HR×数字」の話です。HRのDashboardって「やりたいけどなかなか手がつけられない」と言う業務の代表みたいなものではないでしょうか。 特に成長期のスタートアップの場合、まず採用があり、入社対応やオンボーディング、Deckの作成

マネフォのみんなが教えてくれた「労務が成長企業の要」ということ

こんにちは。苞山(つとやま)です! 私は、株式会社マネーフォワードの労務担当者です。 2016年10月、当社の1人目の専任労務として入社以来、ずっと労務をしてきました。 そして、今月グループ会社に異動!慣れ親しんだ労務から離れることに。 この節目にnoteを書かずして、逆にいつ書くのか?ということで筆を取った次第です。 ベンチャーの労務…上場も経験してるし…これは労務ノウハウnoteの予感。 と、私も思ったんですが、全くそういうのではないです。 振り返れば3年半、喜

スタートアップ労務の手続きをする際に知っておいて欲しい基本のまとめ

「保険業界をアップデートする」というミッションを掲げ、InsurTech領域でB2B SaaSを展開するスタートアップの株式会社hokanで、バックオフィスを担当しているSBOともこです。 8月にhokanで社内向けの労務勉強会を行うことにしました。 せっかくなので外部の方にも社内説明会を視聴できるというスタイルをとることにし、話す概要をnoteにもまとめました。noteは2本立て。 今回は基本の1本目。2本目はより経理向けです。両方ともとても基本的なことですが、これからス

労務こそ、ミッションドリブンでありたい

会社全体での採用強化、noteのドメイン変更、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の改定……と会社として新たなフェーズを迎えているピースオブケイク。 2019年12月時点で、従業員数は70名弱。今後さらなる増員を見込んでおり、コーポレート部門の強化も急務。経理、総務、労務、人事といったポジションで積極採用を進めています。では、ピースオブケイクのコーポレート部門で活躍できるのはどういう人材なのでしょうか。 今回の#noteのみんなでは、コーポレート部門のなかでも「労務」

SmartHRのバックオフィス 2022【前編】

こんにちは!SmartHRの南石(@nanseki_o)です。主に採用広報を担当しています。 これは、SmartHRのバックオフィスを紹介するインタビュー記事【前編】です。SmartHRでは日々さまざまな発信を行なっていますが、バックオフィスに関する発信は相対的に少なめでした。これを機に、SmartHRのバックオフィスについて少しでも知っていただき、ご興味を持っていただけたらと思い社員へのインタビューを行いました! SmartHR バックオフィスの組織体制と本記事の対象現

"10x成長"の分岐点(コーポレート編)

前回は、ラクスルでの4年間の 10x成長 を「事業観点」で振り返った。 今回は 10x成長 と 線形成長 の分岐点を「コーポレート観点」で振り返る 分岐点: コーポレート編・目標設定 ・組織設計 ・事業管理、他 それでは、まずは目標設定 RaksuL Projectは Newspicks の記事を紹介 RaksuL Projectとは? 「プロジェクト」という名前で、短期視点ではなく中長期で事業の顧客価値を抜本的に変え、向上させていく取り組みです。これは一種の「型」

経理畑じゃない経理担当が振り返って思う「何のためにスタートアップ経理は必要なのか」という話。

InsurTechスタートアップのhokanでバックオフィスSBOをしているともこ(@sbo_tomoko)です。 hokan1期目の最終月から参画し、約4年間経理を担当してきました。 経理を知っていて経理を始めたわけではなく、必要に迫られて、SaaSスタートアップの帳簿をつけてきてみた、というのが実態です。 だからこそ、もしかすると私のこれまでの経理経験がスタートアップ経理の必要最低限なのかもしれないと思いました。 私と同じように、経理畑ではないが経理を担当しているとい

50人の壁に先手対策!スタートアップバックオフィスで経理の業務フローを構築し直した話。

「保険業界をアップデートする」というミッションを掲げ、InsurTech領域においてB2B SaaSを展開するスタートアップ、株式会社hokanでバックオフィスを担当しているともこです。経理財務、労務、総務、法務などを兼任中。 日々いかにカオスなスタートアップバックオフィスの業務を効率化し、いかに事業に貢献するか奮闘しています。 先日弊社に2人目バックオフィスが入社してくれました。オンボーディング資料としてhokan経理オペレーションの仕組みをまとめたので、noteにする