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海外での食生活に関する話

海外で生活をしていると、日本での当たり前が通じないことが多々あります。その度に考え、自分なりの最適解を求められます。

この繰り返しが楽しくもあり、しんどくもある。

とりわけ、人々が毎日の生活で欠かせない「食事」に関しては、適応力が求められます。

短期間の旅行であれば全て外食でいいけれど、生活となるとコストの面からも栄養の面からも自炊をすることになります。だからこそ、何を買ってどうやって調理して何を食べていくか、という部分は特に頭を悩ませる点です。

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僕がファンであり、ずっと情報を追いかけ続けている高城剛氏はたびたび食事の大切さについて説いています。

人は食べたものでできている、とはよく言うけれど、「何を食べるか」もっと言うと「どのような成分を摂取するか」はその人のパフォーマンスにも影響します。

健康の秘訣はすべて食事にあると言い切っているし、世の中の当たり前は実は当たり前でないこともあります。

たとえば、日本には「うま味調味料」を使った料理がたくさんあるけれど、うま味調味料とはつまりは化学調味料です。人工的に作られた、本来は自然界にないものです。

食べた時に「美味しい」と感じられる反面、身体に異質物をいれることになります。日本の食べ物には、うま味調味料をはじめとした食品添加物がたくさん含まれています。

日本は健康な人が多く、長寿国です。日本食はヘルシーで美味しいとも言われ、海外の人からもしばしば好まれます。

しかし、その内実、日本人の癌発生率は異常に高く、その原因としてこういった食品添加物を言及する専門家は多くいます。

それまでの常識や見た目だけではわからない食事の知識も、健康を意識するのであれば当然知っておく必要があると思います。

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僕は料理が好きではありません。

正直に言うと面倒臭い。

だからあまりやりたいとは思いません。

海外生活を始めてもうすぐ一年が経つけれど、そろそろやらないと、と思い始めてきました。健康を意識するなら絶対に自炊をするべきではありますが、その面倒臭さが勝つことがあります。外食しない時、近くのパン屋に行ったり、カップ麺で簡単に済ませることがあります。

でも最近は、少しずつキッチンに立ち始めました。

というのも、料理の仕方について学び始めたからです。

何を買ってどのように調理すれば何ができるか。そういった知識が徐々に増え始めてきました。

そうしていくうちに、少しずつ自炊への意識がつき始めていきました。

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ジョージアという国は季節ものの野菜がとても安く、お得感を感じます。

夏場はキューリが1本15円、トマトが1個40円ほどでした。これにマヨネーズをかければもう食べれます。

また、洗ってすぐに食べれるパッケージ化されたレタスも150円ほどでした。

これらは全て賞味期限は短いものの、何も手が加えられていない新鮮さがあります。

卵もそうだし、肉もそう。

見渡せば新鮮な食材がたくさんあって、料理をする「気」になるだけで、見方は変わると感じました。

海外生活ももうすぐ一年が経とうとして、やっと自分の中での人間力が向上しようとしています。

それが少し楽しいとも感じる日々です。


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それでは、また明日お会いしましょう!

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