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観察スケッチ#17・ファミコンのカセット

ファミコン本体はもうないけど、いまでも手元に置いてあるファミコン版ウィザードリィのカセット。基板はぐらぐらしていて、カセットを振るとカタカタ音がする。がっちり固定してると抜き差しの時に基板が折れてしまうからなのかな。抜き差しの時に掴むところはギザギザがついていてグリップが良くなっている。

本作は凶王トレボーの大事なアミュレットを、魔法使いワードナから取り返すのが一応の目的。ワードナ(Werdna)はAndrewを反対から読んだもの。トレボー(Trebor)はRobertを逆から読んだもの。権利関係のところにAndrew GreenbergとRobert Woodheadとあるのが作者で、トレボーとワードナの由来になっている。

ウィザードリィは随分とハマったゲームで、最初はシャープの8ビットパソコン・X1turbo用を1986年12月、終業式の日に水戸の川又書店で買った。フロッピーディスク版は動作が遅くて敵に遭ったり戦闘が終ったときなどにディスクにデータをセーブしにいってすごく待たされた。このころアメリカのTOP40もの(ヒット曲)をよく聴いていて、ちょうどBON JOVIがものすごく売れていた時期。

その点ファミコン版はROMだし、データはS-RAMにセーブするので待たされることもなくプレイを楽しめた。その後プレステ版もプレイしたけど、最初にやったX1turbo版に思い入れがあるなぁ。


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