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2020年の振り返りと、2021年のテーマ

身の回りに変化が起こった2020年

2020年は自分の外側、身の回りの状況に大きな変化があった一年でした   

うちの会社の教育事業、「学びとつながりの場」を立ち上げました
2月には、嘉村賢州さん、吉原史郎さんを講師にお招きし、第一回セミナー「ティール組織」を開催しました

夏頃から、教育事業のもう一つの取り組みであるコーチングを始め、2名のクライアントとのご縁があり、良いスタートが切れました 

そして、ティール組織のセミナーが終わった頃から、世の中はコロナ禍へ

学校や幼稚園が一斉休校となる中、うちの病院は二週間の休業を余儀なくされました
先のことを心配しながら、1ヶ月以上もの間、家族とずっと一緒に過ごすことになりました
それは、もう二度と体験することが出来ない、かけがえのない時間でした
同時に、今後の在り方についてなど、色々と考える機会にもなりました

コロナ禍の中、個人的には人生初のピアノのレッスンを始めました ♪

また、6月には、僕の実の兄がうちの会社の役員に加わり、教育事業を手伝ってもらうことになりました

そして、同時期に引っ越しが決まり、自然に囲まれた土地を購入しました

コロナ禍の中、僕のチームではメンバーの大きな入れ替わりがありました

それと平行して、副院長を中心に組織図の空席だった幹部席が埋っていきました

秋には動物病院経営者仲間と合同会社(動物病院スタッフのマネジメント教育や独立支援の会社)を設立し、幹部スタッフに対してのマネジメント教育を本格的に始めました

そして、妻が4人目の子供を授かりました ♡

11月には、学びとつながりの場主催で、由佐美加子さんを講師にお招きし、念願の「メンタルモデル講座」を開催しました

12月には、ピアノの発表会に出て、娘たちと演奏しました

これが2020年に起こったことです

コロナ禍の中、僕の身の回りでは大きな変化が起こりました


2020年の内面の変化

そんな外側での変化に伴い、内面にも変化がありました

一昨年の2019年は一言で表現すると「自己理解」の一年でした
自分の内面の理解が深まり、それに伴って自社経営において、事業規模拡大の方針を見直すことに決めました

2020年に怒った外側の変化は、2019年の自己理解とそれに伴うない的変化によってもたらされたように思います

2020年の内的変化は?

チームメンバーの入れ替わりと幹部メンバーの就任によって、4〜5年の間、苦しみ続けてきたスタッフマネジメント、メンバーと自分との関係性の問題という僕の一番の悩みが薄れ、消えていきました

身の回りで起こることは、自分の内面を反映していると言われています
自分の物事の捉え方、解釈の仕方によって、外側で起こることは、人それぞれ、様々に見えるということです

メンバーの入れ替わり、これも僕の内面の変化によって引き起こされたように感じます 外界の見え方だけでなく、実際に外の世界が変化していきました(兄がうちの役員に加わったことも)

入れ替わり後の今も、スタッフマネジメント上の問題は絶えませんが、出来事の見え方が変わったように感じます

問題と思われるスタッフの行動だけを取り上げるのではなく、その背景にある事情に意識が向くようになりました

多くの問題の背景には、理解されたい、そして、もっと尊重してほしいというスタッフのニーズがあるように感じました

同時に、規模拡大のことで頭がいっぱいで、スタッフの問題の原因はスタッフ側にあると決めつけていたこと、自分の関わり方が良くなかったとを反省しました

NVC(非暴力コミュニケーション)を学び、自分も相手に対しても、感情を大切に扱って、その奥にあるニーズを理解するという習慣が、少しずつ身についていったのかもしれません


「不安」「緊張」と対峙する

チームメンバーに対しての悩みが薄れていくと共に、意識は個人の課題へと移り変わっていきました

11月に主催したメンタルモデル講座への不安
12月に出席したスタッフの結婚式のスピーチの不安
年末に初参加したピアノ発表会の不安

続けて体験した「不安」 これが次のテーマのようです

緊張する体験をしたくないから、頭でシミュレーションをし、何とかして避けようとすることによって、不安感を自分の頭で作っているのだと思います

講座前の不安は、主催者としての挨拶という、僕が緊張しそうな体験を

結婚式のスピーチも、ピアノ発表会も同様であり、僕が緊張しそうな体験を避けたいことから起こった不安なのでしょう

緊張は自分のことをよく見せたい、よく見られたいという強い願望から、交感神経が優位になり、冷静さを失い、身体が反応するのだろうと思います

でも、ピアノの発表会では、ギャラリーが多かった親子演奏だけでなく、ギャラリーが僕の家族+あと数名だったソロ演奏でも、緊張で手が震え、表情が硬く、100%の実力を出しきれませんでした (涙)

12月の初めに、副院長たちと、初めてのインスタLIVEをやってみたのですが、それはあまり緊張しませんでした

ギャラリーがその場にいないからか?話し手が自分一人ではなかったからか?
理由は分かりません

そこから考えると、リアル・オンラインに関わらず、実際に人に見られていることだけが緊張の原因ではないように思います

たぶん、人とのつながりに対しての僕の思いこみが関係しているように思います

ギャラリーがいなかったとしても、何かを披露する本番では、自分の内面が空想した架空のギャラリーに対して、「つながってもらうために、良いところを見せないと!」というスイッチが無意識に入ってしまうのだと思います

たぶん僕は、物心をつく前から、人とのつながりを作るために、人に良いところを見せて、気を引いて、向こうから関わってもらおうとしてきました

例えば、受験勉強を頑張って進学校に進んだことも、この仕事を選び、開業して事業規模を拡大してきたことなど

影で努力して成果を上げたら、自分のことを見てくれて、向こうからつながってくれるという一見成功に見える体験を繰り返してきたのです

それが必勝パターンとしてインストールされ、あらゆることに対して、無意識にそのパターンに持って行こうとしてしまうようです

その僕に染み付いた必勝パターンが、ギャラリーがいなくても無自覚に作動して、「良いところを見せようと!」としまうのだと思います

学校の受験、資格試験、昇進、事業拡大などは影の努力とその結果だけで注目を集めることが出来ました

でも、ピアノの演奏やスピーチ、一対一で大切なことを伝えるというようなことも含めて、一発勝負で何かを披露する場面では、必勝パターンが使いにくく、気負いだけが湧き上がってしまうのだと思います

その場面は緊張に襲われ、それまでは不安感に襲われてしまいます


今年のテーマ「自己共感」

緊張せず、堂々と自己表現が出来るようになるためでもありますが、まず初めに、「このままの、素の自分でいて大丈夫」と自分が自分にOKを出してあげたいと思っています

「自己共感」とは、ネガティヴな感情を中心に、今の自分を感じる、そして、そんな自分の心の奥にあるものを理解するということです

例えば、誰かとの対話の中での相手の発言に、モヤモヤすることがあったなら、そのモヤモヤを回避しようせず感じるのです
何か大切な思いが満たされないからモヤモヤするのです
モヤモヤを感じ尽くすと、その大切な思い(ニーズ)を理解できます
自分が自分を理解してあげると心が満たされます

ネガティヴな体験や感情から逃げず、何とかしてコントロールしようとせず、「今ここ」を味わい感じ尽くそう、そういう意識、スタンスで日々を過ごしたいと考えています

次、緊張する場面があったら、緊張感に抵抗せず、何とか間違えずに、うまくやり遂げようと気負うのではなく、その緊張をじっくりと味わい、何かを感じとろうと思います

ありのままの自分でいていいとOKを出す
それは、どんな体験、どんな感情をもあっていいと、自分が自分にOKを出すということだと思います

緊張もあっていいんです

とは言え、たぶん、得意の必勝パターン(良いところを見てもらおう気負う そのために影で頑張る)に走ってしまうことが何度もあると思います

気がついたら戻ってくる

そして、時には仲間に助けを求めて共感してもらい、ニーズにつながり、心を満たそうと思います

よし、もう頑張らないぞ!


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