掛け算には気をつけろ!
たとえば、開発力 × 営業力 = 企業の力
見た目 × 性格 = 人間の魅力
味 × 値段 × 接客 =レストランの魅力
適当にいくつか作ってみた。
そして何やら、うむ、かっこよく因数分解をできた感がある。
そして、こういうことも言われる。
だからこそ、1つの要素が0やマイナスだったら、最終的なアウトプットや魅力は0になるんだ。
だから全部が頑張らないと意味がないんだ!
ある種の真実めいた話であるし、当てはまる例も多いと思う。
ただ、圧倒的にうまいラーメンを作るラーメン屋は、接客態度が悪くても行列はできる
圧倒的に美少女は、性格が悪くても、もてはやされる
圧倒的に良い製品は、どんなに営業が悪くても、相手がどうしても買わせてくださいと言いよってくる。
何が言いたいかと言うと、ドヤ顔で掛け算の方程式っぽいものを作っても、そんなものは嘘っぱちであることも多いということだ。
ないしは、掛け算であっても、一方の数字が異常に大きい場合は、片方が小さかろうが、マイナスだろうが、更に無視できる。
1つの要素が、他のすべての要素を無視できるくらい異常なパワーを持つことがある。
このことは、認めたくないものかもしれないが、これを認識しているかいないかで現実の捉え方は大きく異なる。
それっぽいフレームワークに心を落ち着けて、すがってはいけない。
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