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映画レビューまとめ。

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記事一覧

映画#163『ゴジラ-1.0』

映画#163『ゴジラ-1.0』

来年の2024年で生誕70周年を迎える、日本を代表する特撮怪獣「ゴジラ」。それを記念してこの度、『シン・ゴジラ』から実に7年ぶりとなる実写版『ゴジラ』最新作、『ゴジラ-1.0』が公開されることとなった。『ALWAYS 三丁目の夕日』『アルキメデスの大戦』他多数のヒット作を手がけた山崎貴が監督・脚本を担当。出演者には神木隆之介、浜辺美波、安藤サクラ、など豪華キャストが集結した。

舞台は1947年、

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映画#162『ザ・クリエイター/創造者』

映画#162『ザ・クリエイター/創造者』

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『GODZILLA ゴジラ』を手がけたギャレス・エドワーズによる最新作、それが今作『ザ・クリエイター/創造者』だ。『TENET テネット』のジョン・デヴィッド・ワシントン、『GODZILLA ゴジラ』にも出演した渡辺謙ら豪華キャストが出演している。

映画#160『グランツーリスモ』

映画#160『グランツーリスモ』

PlayStationおよびレーシングゲーム界を代表する名作『グランツーリスモ』がハリウッドにて遂に映画化。『エリジウム』『第9地区』のニール・ブロムカンプが監督を務め、『LotR』『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのオーランド・ブルーム、『バイオレント・ナイト』『ヘルボーイ(2019)』のデヴィッド・ハーバーなど豪華製作陣が集結。主演には『ミッドサマー』などに出演した新鋭アーチー・マクデウ

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映画#159『アステロイド・シティ』

映画#159『アステロイド・シティ』

『グランド・ブダペスト・ホテル』『犬ヶ島』のウェス・アンダーソン監督から最新作が登場。隕石のクレーターを観光名所とする砂漠の町に集った家族たちの群像劇『アステロイド・シティ』だ。

ポップな色彩が非常に印象的なウェス・アンダーソンならではの美術や衣装、演出を堪能できる一本………その一方でストーリーは難解なものとなっており、それゆえに評価は賛否両論となっている。

個人的には、映画を物語だけでなく雰

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映画#158『MEG ザ・モンスターズ2』

映画#158『MEG ザ・モンスターズ2』

「パニック映画」という垣根を越え、一つの映画ジャンルと化しつつある「サメ映画」基本的にはB級映画畑から来るワードだが、この映画は違う。超豪華な究極のサメ映画『MEG ザ・モンスター』から、まさかのすぎる衝撃の続編が公開。名を『MEG ザ・モンスターズ2』。巨大サメ「メガロドン」に加え、多数のモンスターたちが人間に牙を剥く。相対するは「世界最強のハゲ」ことジェイソン・ステイサム。この勝負、果たしてど

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映画#157『トランスフォーマー/ビースト覚醒』

映画#157『トランスフォーマー/ビースト覚醒』

車、トラック、飛行機、バイクが巨大なロボットへと変形する人気シリーズ『トランスフォーマー』。2007年にマイケル・ベイ監督が初の映画化を達成させた後、シリーズ累計7作品にまで及ぶ超ビッグタイトルに。第5作目『〜最後の騎士王』にて人気の低迷によりシリーズ打ち切りとなってしまうものの、第6作目にしてスピンオフ作品『バンブルビー』がシリーズ最大級のヒットを記録。今作『〜ビースト覚醒』は、そんな『バンブル

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映画#156『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

映画#156『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

「デレレ〜〜デレレ〜〜」とあのお馴染みのテーマ曲こと『ミッション:インポッシブル』(以下『M:I』)シリーズの最新作。かつてブライアン・デ・パルマが手がけた初代『M:I』を彷彿とさせるシーンに加え、今作の敵はなんと人工知能。目的もなく人類を破滅へ導かんとする人智を超越した者の暴走を、IMFエージェント「イーサン・ハント」は止められることができるのか………

というわけで1ヶ月半遅れで投稿です。いつ

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映画#155『君たちはどう生きるか』

映画#155『君たちはどう生きるか』

だんだんリアルの方が落ち着いてきたのでnoteも積極的に更新していこうかなーと。まぁしばらくは個人ブログの方で書いたやつを載せることになりそうだけど………

つーわけで7月中頃に公開された例のジブリについてレビューしてみたんで、よければこちらをどうぞ。

映画#154『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

映画#154『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

まさか1ヶ月もの間投稿が遅れてしまうとは………正直な所自分でも若干引いてる。しかし1年以上も続けてきたこのnoteの更新を止めてしまうのは個人的に避けたいが故に、今回急遽記事を投稿することにした。というわけで本当に今更すぎるインディ・ジョーンズシリーズ最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を個人ブログにてレビューしてみたのでこの場を借りて掲載いたします。よければ読んでって下さい。

それで

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映画#153『M3GAN/ミーガン』

映画#153『M3GAN/ミーガン』

唐突だが私はホラー映画が大の苦手だ。劇場で観るホラーであれば尚更。特に大きな音で観客を驚かせる演出「ジャンプスケア」には毎回ビビり散らかしている。手で顔を覆ったりスクリーンからなるべく意識を逸らそうとしたり………色々と工夫はするのだがあまりにもビビりすぎて友達からは笑われる始末だ。

が、そんな私でもあまり怖がらず、むしろ心の底から楽しめたと胸を張って言えるのが今作『M3GAN/ミーガン』だ。『ソ

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映画#152『ザ・フラッシュ』

映画#152『ザ・フラッシュ』

アメコミ界隈においてMARVELと双璧を成すDCコミックスから最新作が到着。地上最速のヒーロー「フラッシュ」が主役の『ザ・フラッシュ』だ。

最近ではMARVELの専売特許となりつつあった「マルチバース」という設定が、今作からDCにも登場。かつての家族を取り戻すために、バリー・アレン/フラッシュが時を遡り、その結果時間軸が歪んでしまうというもの。

同日公開『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダ

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映画#151『スパイダーマン/アクロス・ザ・スパイダーバース』

映画#151『スパイダーマン/アクロス・ザ・スパイダーバース』

今作のレビュー&感想は他のブログにて執筆済みなのだが、こっちでもちゃんと記事にすることにした。さすがに同じ文量で書くのはキツすぎるからこっちは軽くだけど。

まぁ何が言いたいかって今年ベストに選んじゃっても良いぐらいエグい映画だったってこと。この映画に敷き詰められた「全て」の要素………アニメーションもストーリーも演出も、もう「全て」が前作とは段違いのクオリティ。

んでもってとんでもない量のスパイ

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映画#150『バットマン』

映画#150『バットマン』

昨今では『MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)』を始め、数多くのアメコミの実写映画が制作されてきた。アメコミと言えば、MARVELコミックとDCコミックの二大出版社が有名だが、アメコミの実写映画・ドラマ化という観点において、先手を打ったのはDCコミックスだ。

DCコミックスを代表するキャラクターとして、スーパーマンの次に挙げられるのはやはりバットマンだろう。自身のトラウマが原因で幼い頃

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映画#149『65/シックスティ・ファイブ』

映画#149『65/シックスティ・ファイブ』

『クワイエット・プレイス』を手がけたスコット・ベックとブライアン・ウッズ、『死霊のはらわた』『スパイダーマン』を手がけたサム・ライミ、そして『スターウォーズ/フォースの覚醒』にて一躍スターとなったアダム・ドライバーが奇跡のコラボ。

世にも恐ろしい恐竜たちが闊歩し、隕石衝突により滅び去る運命にある地球から一刻も早く脱出せねばならない………それが今作『65/シックスティ・ファイブ』だ。

恐竜からの

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