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ちょっとした田舎にある実家。実は私にとってパワースポットなのでは・・・

9カ月の息子の退院から2日経過して、私も「え?熱出てた?そうやっけ?」ってくらい元気になって、息子と2人で実家生活を満喫しています。


病院に行く前も3日間くらい息子が体調が悪かったり機嫌が悪かったり熱が出始めたりしたため、家で過ごしていたので延べ10日くらいを室内(しかもほぼ病院)で過ごしていた私と息子。

今日は、昨日の大雨と打って変わってとっても良いお天気で、それがなんだか療養中から退院できた息子と同じ状態な気がして、嬉しいなーって心から思えた日でした。


今、実家にいます。
実家はまぁまぁ田舎です。

今の実家は私が生活していたときとは違い、リフォームしています。
昔の家なので結構広く、別棟?のようなものもあり、現在はそちらをリフォームしてメインの居住スペースとしています。

そのメイン居住スペースの真横は段々畑です。
そして今は田植えのシーズンです。

段々畑のいくつかは水田となっていて、夜になるとカエルがゲロゲロ、ガーガーと大合唱。
昼は空の青さと雲の白さが水面に映ってとってもきれい。
吹く風になびく背の低い苗と水が生命力にあふれている。


どれもこれも本当に気持ちよくて、さらに元気になっていきます。


朝は、少しひんやりする空気を一気に吸い込んで満たされる。
夕方は夕日が山に隠れていくのを見送り、マジックアワーを愉しむ。



室内、しかも病院にいたから余計にこの大地の力を感じられるところにいることが充電になっているのかもしれません。


今までも幾度となく帰ってきていたのに、今までに感じたことのない心地よさを感じています。
もちろんいつも実家に帰ると心地よさを感じますが、今回はちょっと特別。

息子が無事元気になったことへの安堵からなのか。
バタバタして疲れちゃって、その疲れを癒してもらっているのか。

幼い時から形は変わっていますが、同じところであることに変わりはないです。
18歳までずっと生活の拠点、私のベースだったところだからやっぱり安心できるんだなって、当たり前の事なんですがやっとこさ分かりました。


そして、私は山や川、稲や野菜、もちろんカエルにも、そしてこの大地に包まれて生きてきたんだということにも気づきました。


疲れたら戻れるところがある。
不安を感じたら包んでくれる地がある。
何もなくても、その季節ごとに癒してもらえる風景がある。


私はそんなところで自分の幹を育ててきたんだなと思ったら、なんだか心強くなってきました。


息子も同じところで大人になるまえ過ごせばいいとまでは思わないけど、私が言葉にはできないけど感じている絶対的な安心感みたいなところは、少し感じて大人になってくれたらいつか役に立つ日が来るんじゃないかと、ふとそんなふうに思いました。


私1人の時と息子が生まれてからの実家、もっと言えば過ごしてきた環境への感じ方が違う。
違うというか、見る視点が変わった。


今回、おそらく息子の入院がきっかけでじっくり自分の幹について考えることができました。



実家が嫌いとかでは全くなかったのですが、今まで日常の風景だったことにこんなにも尊さを、エネルギーを感じられたことに喜びを感じました。


明日夫が出張から帰るので、本当は明日自宅へ帰ればいいのですが、なんだかまだまだエネルギーチャージしたくて、あと1日実家にいようかと悩んでいるところです。


どうしよっかな・・・。



では、また。





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