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糖化と酸化が若さの鍵


こんにちは、ちょらです。

美容や健康を維持して若々しくいるには、糖化と酸化を防ぐことが大切です。

糖質やタンパク質、脂質はエネルギー源となり、体を構成し、生命を維持する上で欠かせない栄養素です。
しかし、糖質とタンパク質が結合する「糖化」タンパク質や脂質が「酸化」することで、高血圧を始めとする様々な疾患、シワやくすみなどの肌トラブルに繋がります。

つまり、元々は体に必要な栄養素が糖化や酸化を起こす事で、有害な物質へと変化するのです。

例えば良質な脂質であるオメガ3脂肪酸はアレルギーや炎症を抑える働きがありますが、酸化されることで逆にアレルギー症状を悪化させる原因となります。
また、糖化したAGEsや酸化したコレステロールが細胞や血管に蓄積する事で血行不良や各細胞への栄養不足となり、より老化を促進させます。

体に良い栄養素を摂取しても、糖化や酸化を防がなければ意味がないどころか、逆効果になると言えます。

したがって、糖化や酸化を抑える事が美容や健康を維持し若々しくいられる秘訣なのです。

糖化や酸化を防ぐには

糖化や酸化を防ぐには食事や運動、睡眠といった生活習慣を正すことが大切です。

  • 糖質を摂りすぎない

  • 血糖値の急上昇を避ける

  • AGEsや過酸化脂質を摂取しない

  • 抗糖化物質、抗酸化物質を摂る

  • 過度な運動は避ける

  • 喫煙、飲酒を控える

  • ストレスを減らす

  • 睡眠をしっかり摂る

  • 不規則な生活はしない

一般的に酸化(活性酸素)は抗酸化物質によって取り除く事ができますが、AGEsは簡単に取り除けないと言われています。
そのため、AGEsを発生させない予防が重要です。

AGEsの予防として特に意識したいのが、血糖値です。
血糖値が急上昇することはそれだけ糖分が過剰であることを意味しますから、AGEsの発生に繋がります。
水溶性食物繊維を多く摂るなどして血糖値の上昇を緩やかにすることを心がけましょう。

糖化や酸化を防ぐ食べ物としては、スルフォラファンやα-リポ酸を含むブロッコリーが挙げられます。
α-リポ酸は糖質をスムーズに代謝することで糖化を防ぐ「抗糖化物質」です。
また、ビタミンCの400倍の抗酸化力があり、役目を終えて酸化したビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質を還元して、再びう力を与える働きがあります。

他には、最近よく聞くオートファジーがAGEsを除去し、アルツハイマー型認知症を予防できるとの報告もありますから、適度な空腹を作ることも大切だと言えます。


そして糖化や酸化を助長するものとして見落としがちなのがストレスです。
強いストレスは老化を促進させ、寿命を縮めます。
平均寿命が3年程度のマウスはストレスフリーな生活を送ると5年は生きますし、過度なストレスを与えると2年で亡くなります。
ストレス社会と言われる現代ですから、極力ストレスをかけずに、減らすことを意識しましょう。


糖化や酸化は体に有益な成分を有害な成分へと変化させます。
健康的な肉や魚、野菜などの食べ物を食べていても、糖質たっぷりなドーナツや揚げ物を食べていては、せっかくの有益な成分が糖化・酸化され、有害な成分になってしまいます。

揚げ菓子やドーナツの摂取はなるべく控えて、たまにのご褒美にしましょう。

それではありがとうございました。
健康生活をお過ごしくださいっ!

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