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私の「冷え性」対策~体だけではなく、メンタルの改善も必要  

 「冷え」とは、血が通っていないこと。血流が悪い状態ともいえます。
 血液の中には、酸素や栄養など、体中の細胞に必要なものが入っているので、血の巡りが悪ければ、細胞を弱らせてしまいます。
 肌荒れも起こしますし、抜け毛の原因にもなります。
 さらには、免疫力も落ちて、抵抗力が下がっていきます。

「冷え(性)」は万病の元(未病)と言われる、

所以です。
 
 私自身は、昔から冷え性だったんだと思います。
 思いますというのは、冷え性自体は「病気」ではなく、何だかいつも手足が冷たいなとは感じていても、体にどういう影響があるか分からなかったからです。
 みんなも同じ状態なんだろうなと勝手に思い込んでいたからです。
 
 ただ、片頭痛や花粉症、便秘や下痢を繰り返すなど、あきらかに「不調」を感じる、実際に体調が悪くなることが増えて、「何とかしたい!」と思った時、自分の体質を探っていって、見えてきたのが「冷え性」でした。
 
 冷え性を改善したいと思い、いろいろと調べて実践してみました。
 昔に比べたら、まだまだ、手足が冷える時はありますが、「つらい」と言う思いはなくなってきました。
 自分が経験してよかった内容を紹介します。
 よかったら、お付きあいください。


1 体を外から温める

 現在の冬場は、気温も下がるので、すぐに体を冷やしてしまいます。
 そこで、対処療法として、「体の外から温める」ことをしました。

➀カイロを貼る 

 手軽にできる事の一つ目が「カイロを貼る」です。
 私は肩こりも激しかったので、肩から首筋にはることが多かったです。
 肩こりの原因も血流の悪さにあるからです。
 もし、体全体の血流改善を考えるのであれば、おなかや背中に貼るのも効果的です。おなかはたくさんの臓器や血液が集まっているからです。また、足先の冷えは、つま先に自体に貼るより、その手前のふくらはぎなどに貼ると血流が良くなり、つま先もだんだんと温かくなります。
 足の裏などにカイロを貼ると、すぐに温かくなってうれしいのですが、汗をかいてしまい、逆に汗で冷えてしまうことも多いので、注意が必要です。

②下着や靴下を緩くする

 二つ目は、ゆるい下着や靴下をはくことです。
 特に、体を締め付けるようなタイプのものは、血管を圧迫してしまい、血流を悪くします。また、毛糸のものを身に付けると保温効果もあって温かくなりますが、カイロの時と同様、熱すぎて汗をかいてしまうと逆に冷やしてしまうので、寝る直前に靴下を脱いだり、ふくらはぎを温めるものにした方が私には良かったです。

③湯たんぽの活用

 三つ目は、湯たんぽです。
 寝る時に布団の中に入れて、足を温めます。
 それ以外に、起きている日常生活の中でも、湯たんぽを抱えて温まる方法があります。ペットボトルにお湯を入れれば、体の部分、部分を温めることもできます。わきの下や足の付け根の太い血管があるところを温めると、しばらくして手足の先がホカホカしてきます

④お風呂の活用

 四つ目は、「お風呂」。
 すぐに体があったまります。
 ただ、温度を高くして短時間で終わるより、少しぬるくてもいいので、長めに入って「体の芯」を温めた方が、冷えには効果的でした。
 短時間の入浴は、手足の冷えが一瞬で解消されましたが、お風呂を出てすぐにまた冷えていってしまいます。
 逆に、体の芯が温まると、手足の冷えを長時間感じずに済みました。

2 飲食物での対応

 冷え性の原因は「新陳代謝が悪いことで、体の中でうまく熱を作れない」ことと、「せっかく作った熱を体の隅々までうまく運べない」ことにあります。
 そこで、食事で次の事を試しました。

➀体を温める食材

 一つ目は、体を温める食材を多くする事です。
 特に、自分はショウガとねぎを多く取り入れました。
 ネギは味噌汁やラーメン、鍋物、豚肉と炒める・・・など、とにかくいろいろと取りあわせて、食べるようにしました。ねぎ自体が好きなので、よく食べました。
 また、ショウガも体を温めるには有効でした。紅茶やスープなどに少量入れるだけでも効果がありました。体のぽかぽか感がずっと続きました。ただ、自分はあまり多くとりすぎるとおなかがゆるくなるようだったので、限定的でした。

②体を冷やす食材を避ける

 二つ目は、体を冷やす食材を避ける事です。
 東洋医学では、体を温める食材と冷やす食材が考えられています。
 特に夏に旬となる食べ物~トマト、キュウリなどは体を冷やす効果があるので、冬場は食べすぎない方がいいみたいです。逆に冬に旬となる~特に根菜類は体を温める効果が大きいです。
 飲み物でも、緑茶やコーヒーは利尿作用や血管を収縮させる効果があるので、飲む量を調節する必要があります。私はコーヒーが好きで、全く飲まないのは逆にストレスになるので(笑)、飲む量や温かい食事の後に飲む、夕方(5時)以降は飲まないなどで工夫しています。
 体にいいということで、水やヨーグルトをよく飲食していましたが、胃腸を冷やして下痢になることが多かったので、水は常温で飲むように変えました。ヨーグルトも量を調節したり、食後に食べたりして、おなかの中では温度が下がりすぎないように工夫しました。

3 運動する

 運動は血流を全身に巡らせるという意味では、やはり、一番効果があります。
 私は、散歩(ウォーキング)が好きになったので、ずっと続けています。
 運動は、最初は面倒くさいとか、怠け心が出て続かないことも多いですが、「ストレッチ」「ホットヨガ」「ジョギング」「ジムに通う」など、自分が好きで続けられる内容を選んで、少しずつ始めると習慣になります。
初めから完璧にやろうとすると続かないです。
 効果は抜群です。運動後、長時間冷えを感じずに済みます。
 
 以上が、私の経験からの冷え性対策です。
 
あと一つ付け加えるとしたら・・・

4 メンタルの改善(自分に目をかける・やさしくする)

 最近、冷えに関して次の内容を知って、ハッとしました。

血液と言うのは酸素や養分を運んでくれる大事なもの。言い方を変えると「酸素・栄養=愛」を運ぶもの。なので、「冷え=愛が通っていない状態」ともいえます。
 自分に目をかけていない、自分を無視している、自分のことを後回しにしている、自己犠牲で対処している、自分に無理をさせている、自分を責めている、自分を追い込んでいる、と冷えが起こりやすいです。

 メンタル的に考えると、冷えの改善には、「自分にやさしくする」「自分を緩ませる」ことが重要になります。
 言い方を変えると、

「自分に愛を与える」行動をとっていくことです。

 冷え性というと、体の状態にだけ目が行きがちですが、「メンタル」も関係しているとみると、また別の対応、改善方法も見えてきます。
 たしかに、私自身を振り返っても、「努力、努力」「頑張って」「我慢して」「無理して」という価値観で生きていた時ほど、心身ともに「冷え込んでいた」気がします。 

自分の心地よさ、自分を満たすことを取り入れるようになって、冷え性の辛さがぐんと和らぎました。

 皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです

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