【誰でもわかる!】 日本画のつくりかた
こんにちは、 清世です。
前回は日本画絵具を中心とした「絵具のおはなし」 を投稿し、存外好評でうれしいです! わーい!
さて、絵具について知ったいただいたみなさん。
日本画ってどんな手順で絵が作られていくと思いますか?
「絵具を溶いて描くんでしょ?前の記事で見たよドヤァ」
まあ、そうです。読んでいただいてありがとうございます!だがしかし!!日本画の絵具を扱って描くまでにやることがあるんです!
ということで今回は現在のオーソドックスな日本画の手順を簡単にご紹介します。こういう内容を書くときは「小学生でもだいたいわかる」を意識してるので、最後まで読めば「ほへ〜」ってなるかもしれません。
解説①支持体
支持体…絵具を塗る媒体のこと。紙、キャンバス、布など。現在のオーソドックスな日本画の場合は木製パネルに糊を塗布し和紙を張ります。パネルに張ることで、 紙が水を吸ってへにょへにょになるのを防ぎます。和紙の他には絹や麻などが使われます。
解説②念紙(ねんし)・鉄筆(てっぴつ)
念紙は、下書きをトレースするための複写紙。チャコペーパーやカーボン紙と同じ役割です。日本画では念紙といって、薄い和紙のつるつる面に4B鉛筆や絵画用木炭でガーっと塗りつぶしたものを使います。
鉄筆は横文字だとスタイラスとも呼ばれており、押し当てて書くための文具です。軸の先にとがった鉄がついており、たこ焼きひっくり返すあれみたいな形をしています。
…ね、頭に入らないでしょ?
よく知らない世界のことって文字だとわかりづらいですよね。 そこで!!こんなの作ってみました↓
がんばって書いたよ!なんとな〜く「ほへー!」って感じてもらえたらうれしいです!
この記事をなんで書いているかというと、「より多くの見る人に楽しんでもらいたい」からです。知識が少しでもあると、物事ってもっと興味がわくし面白いポイントが見つけられると思うんですね。
作業を公開したとき、「何やってんのかよくわからないけど、、ふ~ん」より「あぁ〜こういうことをやっているのか!なるほどねー!」と知る。知識によってあなたのエウレカ!が生まれ、読むあなたが、日本画を見るあなたがよりワクワクして頂けたら幸いです。
お読みいただきありがとうございます! 頂いたサポートは制作と創造のため大切に使わせていただきます。