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対決

自分の気持ちの変化を感じていた。


それは、自分がすべて悪いわけではない

そう言ってくれる人がいたからだ。


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何かアクションを起こした方が良い

その後押しをしてもらった。


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相談を聞いてくれた女性も、たびたび会ってくれて、元気をもらった。

※ピンチの時に助けがいつもくると確信するようになったのは、この頃



弁護士を探してみたが、自分のような案件をどういう人にお願いすれば良いのか?この部分がわからなかった。

そして、ある日、相談にのってくれた女性と夜に食事をしながら、話をしていた。奥さんとのこと、今どんな状況にあるのか。作戦会議だ。



その時、携帯の着信があったことに気づいた

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奥さんだ

話をしていて、気づかなかったが5,6件入っていた。


また、僕を落ち込ませた…

一瞬にして、今の現実に引き戻される


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「こんなことが、毎日あるんですよ…」

相談にのってくれている女性にそう言った。


「その女性が問題ね。」



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その通りだ。

その後も、電話にでないでいた。

出たくなかった。


女性と別れ、自転車で家に帰った。その後も何度も電話が入っていることがわかっていた。

今まではすぐに電話に出ていた。でも、今はでたくない。


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家についてみると、着信は20件以上入っていた。

留守電もたくさん入っていた。

家に着くまでの数分の間だ。


僕は決心した。


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電話した。


奥さん「なんで出ないの!」 

   「なにやってんのよ!!」


いつもの怒鳴り口調だ。


「もういい加減にしろよ」

奥さん「なによ!あんたどうなってもいいの、言うわよ、訴えるよ!」


「訴えりゃいいだろ」

 「やってやるよ」

 「もういい加減にしてくれよ」


奥さん「なに強気になってんの、えらそうーに!」

「おう、なんだっていいよ。訴えろよ」


奥さん「じゃあもう一緒に病院にも行かないってことね」

「もういかねーよ。」


奥さん「わかったわ…」

   「じゃあこれで終りね」

   「訴えたりしないわよ」


奥さんの歯切れが悪くなってきていた。


「なんで、あんな態度や酷いことをしたんだ」

(常に怒鳴り、罵声や僕を追い込んだこと)


言いたかったかったことをすべて言った。そして、奥さんに聞きたかったことを聴いた。


「私たちの仲間にしたかったから。あんただったら、私たちの面倒を見てくれると思ったから。それでしたの。悪かったわ。ごめんなさい…」


一気に弱い奥さんに変わったことを感じた。

乖離性障がいがあると感情によって、出てくる自分が変わる。


「もう会わないわ」


電話が切れた。

すべて終わった。

僕が決心したからだ。そう思った。

つづく…



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