見出し画像

135_きんぎょがにげた!!

子どもが金魚を連れて帰ってきた。
去年は2日目にお亡くなりになったっけな…
と思い出しながら、仮のすみかとしてボウルを用意した。

2日目の朝。
金魚はボウルで元気に泳いでいた。
子どもと急いで水槽を買いに出掛けた。
水槽に入れて、空気ポンプと作り物の水草。
立派な住まいになった。
アパートからマンションって感じ。

生き物をしっかり飼ったことはなかった。
実家の金魚は父が世話をしていて、
だいぶ長生きしていたことを思い出した。

本物の水草とか、置き物も置いてみたい!
急にワクワクしてきて、子どもとまた買い物へ出掛けた。

敷き詰める石、置き物、本物の水草も買った。ワクワクが止まらない。


自宅へ帰ると、水槽にいたはずの金魚が消えていた。
子どもと必死に探した。
棚の上に水がある。
飛び出した?
プラスチックの蓋があるのに!?
この隙間から??

まさか~と思いながら、棚を動かしてみると、金魚が床に落ちているではないか!!

子どもが金魚を拾い上げて水槽に戻し入れると、何事もなかったかのように泳ぎ出した。
高いところから落ちたのに、骨折しないの!?と新しい謎が増えた。


元気に泳いでいるので、よしとしよう。
朝のアパートから、
昼にはマンション、
夕方にはタワマンへと猛スピードでの出世!


嘘みたいなことに遭遇して、思い出したのは絵本のこと。
きんぎょがにげた!!って絵本はホントにあり得る話だったんだなーと思ったのでした。


生き物を飼うことで、少しでも子どもが優しさの部分が伸びてくれたら嬉しいなーと思っているところです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?