あいうえお作文「に」
「に」
肉球。たぶん私は猫派だ。学校に上がる前私の家は猫を飼っていた。私と一緒に育ったのかもしれない。家を引っ越すことになってその猫を連れて行こうとしたら走り出した車から飛び降りて逃げ出した。ひどく悲しい思いをした記憶だけが残っている。猫は家につくと言うが本当だと思う。しばらくしてまた猫を飼うことになる。小学校の高学年から東京にでるまで。そいつはしっぽが長く、図体のでかい雄だった。冬は私の布団に潜り込みお腹のとこで丸くなって寝ていた。とても暖かかった。
「に」
忍者。子供の