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長崎市在住。男性。around70。

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記事一覧

あいうえお作文「ね」

「ね」 寝る。私は布団を頭から被って寝る。この体勢は最近のものだ。他人の寝姿はあまり見ないので、その方法が正しいかどうかわからない。手足が冷たくなるせいかもしれ…

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3日前
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あいうえお作文「ぬ」

「ぬ」 ヌードル。カップヌードルが出始めの頃欲しかった。大きかったしフォークで食べる新しさもあった。高かった。子供の小遣いではちょっと無理かもしれない。どこに売…

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10日前

あいうえお作文「に」

「に」 肉球。たぶん私は猫派だ。学校に上がる前私の家は猫を飼っていた。私と一緒に育ったのかもしれない。家を引っ越すことになってその猫を連れて行こうとしたら走り出…

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2週間前
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あいうえお作文「な」

「な」 直す。たぶん九州北部では仕舞うことをいう。私は長崎生まれだから東京に出てどこを修理するんだ、と言われて戸惑った。方言を使って仕事がやりやすければその方が…

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3週間前

あいうえお作文「と」

「と」 唐八景。小学校の頃遠足と言えばここだった。初めての時は限られた予算の中でなるべくかさばるようにお菓子を買った。その頃はまだ畑があって横切って行った。畑の…

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1か月前
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あいうえお作文「て」

「て」 テレビ。私はテレビっ子だ。昭和30~40年代のテレビ番組を懐かしいと思う。外国、特にアメリカの生活に憧れた。家はでかいし冷蔵庫もでかい。あの大きいビンに入った…

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1か月前

あいうえお作文「つ」

「つ」 月。アームストロングさんが月に降り立った日のことは覚えている。夏休みに入ったばかりで暑い日だった。朝から学校に行っていたのは部活があるからで先生は来てい…

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1か月前
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あいうえお作文「ち」

「ち」 地下鉄。東京に住んでいると地下鉄によく乗る。その日は仕事帰りで地下鉄のホームに立っていた。女の人に突然手かざししていいですか、と声をかけられた。人は予想…

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1か月前
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あいうえお作文「た」

「た」 体育。運動能力は真ん中くらい。それでも体育の時間は楽しかった。かけっこや球技は特に。雨の日はどうしていたっけかな。あまり記憶にないが授業の差し替えだった…

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1か月前
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あいうえお作文「そ」

「そ」 粗悪。物を買って粗悪品をつかまされたら腹が立つ。近年はネットで買うことが多いからその確率も高い。私もその一人。昭和30年代と言えばまだ日本中が貧しかった頃…

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2か月前

あいうえお作文「せ」

「せ」 盛夏。夏は苦手だ。冷房の効いた部屋でじっとしている。蝉の声をよく聞く。あの声をうるさいとか言う人がいるけど私は気にならない。暑さを何倍か増しにするが私は…

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2か月前

あいうえお作文「す」

「す」 寿司。今は100円寿司が主流だと思う。高級寿司屋と言うのがあって壁に掛かったメニューなどに値段が書いていない。私はたまたま一人でそういう店に入ったことがある…

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2か月前
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あいうえお作文「し」

「し」 思案橋。私は中小島に住んでいたので近かった。大体町へは歩いて行った。子供の頃なぜ思案橋というか教わった。TVかもしれない。「思案橋ブルース」という曲が流行…

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2か月前
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あいうえお作文「さ」

「さ」 催事場。デパートへ行くと一番上の階で催事をやっている。おもちゃ売り場で長いこと立ち止まったこともある。デパートは好きでよく行った。浜屋や岡政に行った。今…

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3か月前
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あいうえお作文「こ」

「こ」 甲乙。続けて丙丁となる。丁と言えばネズミ島の水泳教室を思い出す。はじめはみんな丁の2だ。最近まで丁は低だと思っていた。小学校3年の夏休み初めてネズミ島に行…

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3か月前
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あいうえお作文「け」

「け」 経験値。RPGについて語る。35を過ぎてファミコンを買った。その頃FFだのDQだの言われていたが私はFF派だった。FF2には涙したし、これはアニメだと思った。RPGという…

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3か月前
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あいうえお作文「ね」

「ね」
寝る。私は布団を頭から被って寝る。この体勢は最近のものだ。他人の寝姿はあまり見ないので、その方法が正しいかどうかわからない。手足が冷たくなるせいかもしれない。頭から被るとともかく暖かい。少し息苦しいが慣れるとそんなこともない。私はいびきがうるさいらしくなるべく横向きになって寝ている。統計を取ったわけではないが多分私は少数派だ。ぐっすり眠りたいと思わないわけではないが、今になっては難しい。

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あいうえお作文「ぬ」

「ぬ」
ヌードル。カップヌードルが出始めの頃欲しかった。大きかったしフォークで食べる新しさもあった。高かった。子供の小遣いではちょっと無理かもしれない。どこに売っているか分からないからいいのかな。デパートとかスーパーとか探したんだろうな。TVで観客に無料であげているのを見ると羨ましく思った。初めて食べたのはいつだったか思い出さない。カップ麺を食べたのも初めてだったかも。友達に袋麺のスープをねだって

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あいうえお作文「に」

「に」
肉球。たぶん私は猫派だ。学校に上がる前私の家は猫を飼っていた。私と一緒に育ったのかもしれない。家を引っ越すことになってその猫を連れて行こうとしたら走り出した車から飛び降りて逃げ出した。ひどく悲しい思いをした記憶だけが残っている。猫は家につくと言うが本当だと思う。しばらくしてまた猫を飼うことになる。小学校の高学年から東京にでるまで。そいつはしっぽが長く、図体のでかい雄だった。冬は私の布団に潜

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あいうえお作文「な」

「な」
直す。たぶん九州北部では仕舞うことをいう。私は長崎生まれだから東京に出てどこを修理するんだ、と言われて戸惑った。方言を使って仕事がやりやすければその方がいいし、やりにくければ治せばいい。私は治した。これは全国共通だ、と思っていたのが方言なのは言葉あるあるかな。長崎の方言を捨てていわゆる「共通語」を使うようになって私は得しただろうか。思い浮かばないのはないのだろう。直さなければよかった。でも

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あいうえお作文「と」

「と」
唐八景。小学校の頃遠足と言えばここだった。初めての時は限られた予算の中でなるべくかさばるようにお菓子を買った。その頃はまだ畑があって横切って行った。畑の脇には人糞などを貯めておく穴があって枯れ草で覆ってあった。体のいい落とし穴だと私は思う。そこにはやんちゃで元気な男の子が落ちていたような。その子は一日イジられると思うと羨ましくもあった。逆にイジられないで遠巻きにかわいそうと言われる方が惨

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あいうえお作文「て」

「て」
テレビ。私はテレビっ子だ。昭和30~40年代のテレビ番組を懐かしいと思う。外国、特にアメリカの生活に憧れた。家はでかいし冷蔵庫もでかい。あの大きいビンに入った牛乳を飲みたいと思った。なかなか昔のテレビ番組を共有してくれる人がいない。「恐怖のミイラ」は毛布を被って観た。正確には覗き見し、聞いていた。そう言えば母の実家に行った時、あの最後に出てくるミイラの薬は牛乳だ。とそこの家の子が言っていた

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あいうえお作文「つ」

「つ」
月。アームストロングさんが月に降り立った日のことは覚えている。夏休みに入ったばかりで暑い日だった。朝から学校に行っていたのは部活があるからで先生は来ていなかったように思う。職員室にテレビがあって第一歩の瞬間を見ていた。やっぱりアメリカはすごいな、と思った。友達や先生と喜びあった。でも次の瞬間には忘れていた。その頃の私の頭の中は友達と遊ぶことと部活のことでいっぱいだった。

「づ」
作(造)

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あいうえお作文「ち」

「ち」
地下鉄。東京に住んでいると地下鉄によく乗る。その日は仕事帰りで地下鉄のホームに立っていた。女の人に突然手かざししていいですか、と声をかけられた。人は予想外の懇願をされると断れなくなるらしい。女の人は目をつむって私の頭に手をかざしはじめた。カルト臭を感じた私は女の人に気ずかれることなくその場を去った。2~3メートル離れて後を振り返ると空中に手かざしをする女の人がいた。なかなかシュールな構図だ

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あいうえお作文「た」

「た」
体育。運動能力は真ん中くらい。それでも体育の時間は楽しかった。かけっこや球技は特に。雨の日はどうしていたっけかな。あまり記憶にないが授業の差し替えだったような。屋上の記憶があるのも小学校まででそれ以降はない。屋上でポートボールをした。椅子を二つ用意するだけでよい。女子が背も高く椅子に立つにはいいかもしれない。これ以上の記憶がないということはバスケと同じで私は活躍しなかったということか。

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あいうえお作文「そ」

「そ」
粗悪。物を買って粗悪品をつかまされたら腹が立つ。近年はネットで買うことが多いからその確率も高い。私もその一人。昭和30年代と言えばまだ日本中が貧しかった頃。小学校の校門前でインチキ香具師が商売をしていた。それはなんでも透けて見えるガラスだったり、煙の出る液体だったり。私はどれも欲しかったがお金はなかった。その頃クーリングオフとか返品とかないのでどうしていたのだろう。もうどこにもいないだろう

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あいうえお作文「せ」

「せ」
盛夏。夏は苦手だ。冷房の効いた部屋でじっとしている。蝉の声をよく聞く。あの声をうるさいとか言う人がいるけど私は気にならない。暑さを何倍か増しにするが私は平気だ。汗をかくのが嫌なんだろうな。一日じっとしていると飽きないか、という声も聞くけどこれが結構飽きない。日がな一日ゴロゴロして、なんにも考えないのは多分いいことなんだろうな。私は暑い夏が嫌いだ。まっ、私みたいに過ごすことはおすすめしないが

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あいうえお作文「す」

「す」
寿司。今は100円寿司が主流だと思う。高級寿司屋と言うのがあって壁に掛かったメニューなどに値段が書いていない。私はたまたま一人でそういう店に入ったことがある。入ってメニューを見たが値段が書いていない。焦って壁に掛かったメニューらしきものを見たが書いていない。常連客らしき人がいて美味しそうに寿司を食べている。私はしまったと思いあくまで顔に出さず冷静を装いビール1本とかっば巻で20分ぐらいを店

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あいうえお作文「し」

「し」
思案橋。私は中小島に住んでいたので近かった。大体町へは歩いて行った。子供の頃なぜ思案橋というか教わった。TVかもしれない。「思案橋ブルース」という曲が流行って以来欄干がそこにある。暗渠になったのがいつなのかはわからない。遊郭がなんなのかわかったのもいつかわからない。欄干があるのに橋はない。それはおかしい。と、出来たはじめは言っていたが今は言わない。ともかく子供の頃出来たのは確かだ。

「じ

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あいうえお作文「さ」

「さ」
催事場。デパートへ行くと一番上の階で催事をやっている。おもちゃ売り場で長いこと立ち止まったこともある。デパートは好きでよく行った。浜屋や岡政に行った。今あるかどうかわからないが屋上は遊園地だ。回る飛行機や汽車は子供にとって天国だった。ペットも売っていた。そして催事場。夢が詰まっていたような気がする。何かを食べたような。それがなんだったかは思い出せない。催事場と言えばこんなところかな。

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あいうえお作文「こ」

「こ」
甲乙。続けて丙丁となる。丁と言えばネズミ島の水泳教室を思い出す。はじめはみんな丁の2だ。最近まで丁は低だと思っていた。小学校3年の夏休み初めてネズミ島に行った。毎日か週一回か試験をしていて私は程なく丁の1になった。丁の1になると平泳ぎでひたすら泳ぐことになる。私は平泳ぎができないので困った記憶がある。いつ無くなったか知らないがその後行っていないのでその頃かもしれない。私の兄はうまかったので

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あいうえお作文「け」

「け」
経験値。RPGについて語る。35を過ぎてファミコンを買った。その頃FFだのDQだの言われていたが私はFF派だった。FF2には涙したし、これはアニメだと思った。RPGというとテーブルRPGをいう人もいるが私はFCで学んだ。レベル上げいわゆる経験値稼ぎを永遠にやっている。なんでもそうだが最後を見たくないので飽きるまでやる。なかなかに強くなってもまだ行かない。脳筋でボスをやっつけられるようになっ

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