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令和元年うまれの君へ

本日新元号が発表されました。
ちょっと体調がすぐれなかったので、自宅でゆっくり、息子と生中継を眺めていました。

新元号は、「令和」。


典拠は日本最古の歌集、万葉集の一文から。

初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前のの粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす

1200年以上前につくられ、貴族平民問わず幅広い身分の人びとの歌がおさめられた万葉集。

ーー人びとが文化を育み、自然のうつくしさとふれあい、明日への希望をもち、それぞれの花を大きく咲かせる時代となりますように。

安倍首相の話を断片的にまとめたものですが、そんな思いがあるそうです。


名づけの理由などなにもなしに、ぱっと令和の文字を見た瞬間、
すてきな元号だな
と思いました。すっと入ってくるなかに、あたたかみのある響きを感じます。

私は難しいことはわからないけれど、このすてきな元号とともに、どうか平和な世でありますように。本当にありきたりだけど、そう願っています。

西暦と和暦と、書類を書くときなんかはとくに
「なんで時代の呼び方かふたつもあるんだ…」
「和暦は数十年でリセットされるし…」
と思ってしまうこともあるけれど、こうして流れていくときのなかで、区切りがあるのもすてきかもしれません。



というわけで、お腹の子は令和元年ベビーとなる予定です。

我が子であるきょうだいの元号が異なるというのも、そうしょっちゅうあるものではないと思うので、貴重な機会でうれしいです。

まわりとふれあい、自然とふれあい、みずから希望を見出し、これからを切り拓いていってほしいなあと改めて思いました。


おそらく、これからの時代は今まで以上に変化がめまぐるしく、今までの常識が通用しなくなるといわれています。

親が子どもに教えてあげられることもどんどん変わっていって、私たちの時代ではベストだったことが、子どもの生きる時代ではそうではなくなることも出てくるでしょう。

子どもからなにか聞かれたり、相談されたときに、自分の思う正解を教えるのではなく、ともに考えられる親でありたいと思います。そうなるべく夫婦で努力していきます。


だから、どうか、ぶじにうまれてきますように。新しい時代のはじまりとともに、君の産声を聞くことができたのなら、とても幸せです。

平成最後の1ヶ月、家族みんなで新しい時代へとゆっくり歩んでいきます。

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