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森英恵が衣装担当した裕次郎映画

こんばんは。
今回は、森英恵が衣装を担当した石原裕次郎主演作品を紹介します(すべてAmazonプライムで視聴可能)。

基本的に主演女優の衣装を手がけていた様子。

1950~1960年代、衣装担当者がクレジットされることは少なく、衣装に関する情報は出にくいなか、わかってることをまとめました。

それではスタート!



「太陽の季節」(1956)

製作年:1956年
配給:日活
形式/時間:白黒/89分
監督:古川卓己
出演:長門裕之、石原裕次郎ほか



石原裕次郎の映画デビュー作。無軌道な若者の生態を描き、太陽族という言葉を生み出しました。

太陽族とは、映画「太陽の季節」の登場人物のファッションを真似た若者たち。

慎太郎刈り(スポーツ刈り)にアロハシャツ、サングラスなどを身につけた不良ファッションを指します。



「狂った果実」(1956)

製作年:1956年
配給:日活
形式/時間:白黒/86分
監督:中平康
出演:石原裕次郎、北原三枝、ほか



「太陽の季節」の姉妹編の太陽族映画。
石原裕次郎が初主演しました。

森英恵は、俳優たちのアロハシャツや北原三枝の衣装を担当。



「鷲と鷹」(1957)

製作年:1957年
配給:日活
形式/時間:カラー/115分
監督:井上梅次
出演:石原裕次郎、三國連太郎、月丘夢路ほか



石原裕次郎×三國連太郎。貨物船“海洋丸”を舞台にした海洋アクション映画。

森英恵が月丘夢路の衣装を担当したことがわかってます。おそらく浅丘ルリ子も担当したのではないかな。



「嵐を呼ぶ男」(1957)

製作年:1957年
配給:日活
形式/時間:カラー/100分
監督:井上梅次
出演:石原裕次郎、北原三枝、青山恭二ほか




石原裕次郎がドラマーとしてスターダムにかけあがっていく姿を描いた超有名作品。

森英恵は北原三枝の衣装を担当。



「錆びたナイフ」(1958)

製作年:1958年
配給:日活
形式/時間:白黒/90分
監督:舛田利雄
出演:石原裕次郎、北原三枝、安井昌二ほか



石原裕次郎が巨悪と対決するアクション映画。

森英恵は(おそらく)北原三枝の衣装を担当。


「男なら夢を見ろ」(1959)

製作年:1959年
配給:日活
形式/時間:カラー/89分
監督:牛原陽一
出演:石原裕次郎、葉山良二、芦川いづみほか



石原裕次郎が、元戦災孤児のヤ○ザを演じるアクション映画。

アウトローな魅力全開な裕次郎が観られます。

衣装クレジットに森英恵の名前があり、おそらく女優だけでなく、石原裕次郎の衣装も手がけたのではないかなと思います。



「銀座の恋の物語」(1962)

製作年:1962年
配給:日活
形式/時間:カラー/93分
監督:藏原惟繕
出演:石原裕次郎、浅丘ルリ子、江利チエミほか



石原裕次郎と浅丘ルリ子のコンビで送る歌謡メロドラマ。

画家を目指す判次郎(裕次郎)と洋装店の針子・久子(ルリ子)は恋人同士で結婚も考えついた。しかし、親に婚約報告に向かう途中に久子が交通事故にあい…。

森英恵は(おそらく)浅丘ルリ子の衣装を担当したと思われます。



「憎いあンちくしょう」(1962)

製作年:1962年
配給:日活
形式/時間:カラー/105分
監督:藏原惟繕
出演:石原裕次郎、浅丘ルリ子、長門裕之ほか



石原裕次郎と浅丘ルリ子のコンビで送るロードムービー。

中古ジープを運ぶという依頼にこたえるため、東京から九州まで日本横断の旅に出ます。

森英恵は、浅丘ルリ子の衣装を担当。



さいごに

今回は、森英恵が衣装を担当した石原裕次郎出演映画を紹介しました。

作品数が多いので、細かい説明は省いてます。

今回紹介したなかでは、「憎いあンちくしょう」がオシャレだなぁと思いました。

ではまた。



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