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双極性障害と向き合う作曲家

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重度の双極性障害1型とADHDを抱える作曲家森田交一による闘病日記です。chatGPT-4を活用し病気と自分と向き合って症状の改善を試みます。
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記事一覧

双極性障害を記録するアプリを開発した話

双極性障害を記録するアプリを開発した話

前回の記事から随分と時間が空いてしまった。
結果から書くと、以前noteを頻繁に更新していた時期に鬱転してしまい、文章が書けなくなってしまったのだ。

いや、正確には記事はいくつも書いたのだが、どれもネガティブで自傷をほのめかすような危なっかしい文章ばかりだったので公開できずにいた。

その後、無事に躁転したのだが、noteではなく別のことに興味が向いたので、そちらに取り組んでいた。

それはiP

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双極性障害における幸せホルモンへの理解4

双極性障害における幸せホルモンへの理解4

まさか幸せホルモンのレポートが4記事にも分割されるとは。

双極性障害における幸せホルモンへの理解1
双極性障害における幸せホルモンへの理解2
双極性障害における幸せホルモンへの理解3

前回の記事(part3)ではL-フェニルアラニン、エストロゲン、セントジョーンズワート、HTP-5 (5-ヒドロキシトリプトファン)、S-アデノシルメチオニン(SAMe)のそれぞれの有用性について書いた。今回は日

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双極性障害における幸せホルモン3〜成分について掘り下げる〜

双極性障害における幸せホルモン3〜成分について掘り下げる〜

過去の記事の続編です。

双極性障害における幸せホルモンへの理解1
双極性障害における幸せホルモンへの理解2

前回の記事では4つの幸せホルモンの分泌に可能性として有効な成分をGPTに聞いてみた。
簡単にまとめると下記の通りだ。

エンドルフィン:L-フェニルアラニン、エストロゲン、セントジョーンズワート
セロトニン:5-HTP (5-ヒドロキシトリプトファン)、 ビタミンD(日光浴)
ドーパミン

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双極性障害における幸せホルモン2〜サプリについて〜

双極性障害における幸せホルモン2〜サプリについて〜

以前執筆した記事『双極性障害における幸せホルモンへの理解』の続きです。

幸せホルモンを増やす方法を探った結果、それらは継続的な運動、規則正しい食事、リラクゼーション、社会的な活動と多岐にわたるとわかった。

それらの活動は当然とても大切だ。
しかし、双極性障害の病状が悪化し、体調が大きく崩れた時でも安定して継続できる方法が必要だ。だからこそ、食事やサプリメントで幸せホルモンを安定して分泌させるこ

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"短命に生きる美学"を手放す

"短命に生きる美学"を手放す

私は作曲家として多くの偉大な音楽家のエピソードに触れ、影響を受け、自分の信念や行動や自分自身を形成してきた。

しかし、憧れたエピソードや、そこから形成されたものについて全てが正しいかというとそうではないと思う。

私の私生活をよく知る人々は、私の度を越した飲酒、自己破壊的な行動、予測不能な衝動的な一面を見てきたし、幾度となく心配させてきた。

お酒は朝起きた瞬間から夜倒れる直前まで飲む。毎朝起き

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双極性障害における幸せホルモンへの理解1

双極性障害における幸せホルモンへの理解1

初回の記事をまだご覧になってない方は先にこちらをどうぞ。

幸せホルモンとウェルビーイング

ChatGPT-4で双極性障害対策を研究する中で特に頻出するアドバイスがあった。

それは安定した生活リズムにおける食事や睡眠、運動、人との交流や愛情を感じること、日光浴、リラクゼーションなど、精神疾患の対策としてよく言及されるものだった。

既に過去の闘病生活の中でこれらについてはある程度の基本的な対策

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双極性障害におけるリラクゼーションと呼吸

双極性障害におけるリラクゼーションと呼吸

初回の記事をまだご覧になってない方は先にこちらをどうぞ。

chatGPT-4に様々な相談をするうちに、以前と全くの別分野の相談であるにも関わらず、同じ類いのアドバイスを受けることが何度もあった。

私が多角的にGPTに対してあらゆる悩みを相談していたのは、まさにこれが狙いだった。
GPTに対して単純に双極性障害対策や部分的な自分の改善点を尋ねても、それは私が書いた短い文章の一時的なやり取りから推

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双極性障害克服のためのchatGPT-4による分析

双極性障害克服のためのchatGPT-4による分析

前回の記事をまだご覧になってない方はこちらどうぞ。

鬱病の改善は簡単だと思われがちだ。美味しいものを食べて、日光を浴びて、運動してたくさん寝れば良いと言われる。

健康な人はそのように言うがこれはあながち間違いではない。これら全ての行動は幸せホルモンの分泌に繋がっていて鬱病の改善に効果が期待できると言われている。

しかしこれは例えば、体重が200kgの高肥満症患者に『食べるのを減らせば痩せられ

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双極性障害と向き合う作曲家

双極性障害と向き合う作曲家

私は重度の双極性障害1型患者だ。
病気を診断されて以来10年以上の闘病生活を送ってきているが、その中で得た気付きやノウハウ、知識を残しておくことにする。
ただし、私は精神病の専門医ではないので、noteに私が残す内容はあくまでそういったケースがある程度に留めてもらいたい。

本記事では前情報として双極性障害の症状や私の実際に発症している症例、現在の状況などを記載した。私自身の説明書とも言える記事に

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