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感情的に電柱を殴った血だらけになるこぶしになんとなくときめいたりする 現代詩

ただ

流れる音楽

おかわりなんて

云いたくない

そんな

屁理屈はないよと

言う


あなたという

存在は

いつから

いたの


そんなことを

云いたくない


あなたは

いるからさ。


ほんとうなら

触れるかな

ほんとうなら

障れるかな


ほんとうなら

ほんとうなら


感情的に

電柱を殴った

血だらけになる

こぶしに

なんとなく

ときめいたりする



それこそが

あなたが

変人な理由とでも

言いたげだね。


わかってるよ。

どうせ。

あなたは

愛されたいと

ただ

だだを

こねたいだけの

乳児なんでしょう。


そう。

そう。

うみは

あおいわね。


そう

そう。

そらは

あおいわね。


それは

みんな

わかってるのに。


声にださないね。


それが

窮屈になるよね。

それが

大人になるよね。



先までみせて

先までみて

わたしのことを

知って

正義感の

あり方を

再確認して。


bokaroを


bokaroを



なぜなんだろう。


きいてしまう。



損得ではないよね。


私は


夕日も好きだよ。

感情的に

電柱を殴った

血だらけになる

こぶしに

なんとなく

ときめいたりする


感情的に

電柱を殴った

血だらけになる

こぶしに

なんとなく

ときめいたりする


感情的に

電柱を殴った

血だらけになる

こぶしに

なんとなく

ときめいたりする


それは

正しさではない。

それは

狂気ではない。


それは

 全うな

それは

真っ当な


生の形。


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