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チェンソーマン。現代詩。

並び並べた

虚言と去月。

さきほどの

RealityはRealismのように

舞ったり跳ねたり

ほんとはね

わたしはね。


あなたみたいに

なりたかっただけなのよ。

それなのに

世間はそれを許さない。


誰が悪いわけでも

何が悪いわけでもない。

それなのに。

何もしない人は

すべてを
世界のせいにする


ねえ

あなたなら

それを

救えるの


ねえ

あなたなら

それを

救えるの


わからないから

すぐ

黙ったけれども。
やはり

口は

言葉を

遮らせない。


なるほどね。

なんか

わかったよ。


たぶん

そういうこと。



本質は存命してますか。

心室はまだも

鳴り止んでませんか。

たちまちという

建物は

空虚なまでの神殿で

際限無く

殴られながら

それを

幸せへと

消化する。


昇華する。

チェンソーマン。


チェンソーマン。


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