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うつ病改善のためにできること

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うつ病から回復するためにできる健康法や、受けると役に立つ治療法、コミュニケーションのヒントなどをまとめて紹介します。 うつ病から回復するために脳機能を鍛えるとか、食事を改善する… もっと読む
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2019年7月の記事一覧

ストレスを下げる筆記開示のやり方と効果

ストレスを下げる筆記開示のやり方と効果

筆記開示は、頭に湧いてきた嫌なこと、思い出、自分の悩みといった負の感情を生み出すものすべてを紙に書き殴る方法だ。不安や不満、今日起こった嫌な出来事、思い出した過去の出来事など、頭に思い浮かんだことは何でも書く。

・筆記開示の効果ネガティブな出来事や感情を外に書き出すことで客観的に見ることができ、自分の頭の中だけで考えるよりも問題への対処が用意になる。

うつ病の人によく見られる反芻思考(ネガティ

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うつ病の磁気治療(TMS)を受けた時の話

うつ病の磁気治療(TMS)を受けた時の話

磁気治療(TMS:Transcranial Magnetic Stimulation)は脳内の血流を良くすることでうつ症状を改善する治療法です。2018年に半年ほど磁気治療(以下TMSと表記します)を受けていたので、TMSがどういうものなのか、実際受けてみてどういう効果があったのかをお伝えします。

「磁気」というと、「本当に効果があるの?」とか、「もしかして疑似科学かな?」と懐疑的に思ってしまう

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思考の偏りが原因で自分で自分を苦しめていないだろうか

思考の偏りが原因で自分で自分を苦しめていないだろうか

うつ病の人は、起こった出来事や物事を合理的に解釈するのが苦手だったりする。そして知らず知らずのうちに、自分で自分を苦しめるような思考パターンを持っていることもある。その思考パターンが原因で余計なストレスを増やして疲れたり、うつが悪化したりする。そのような不合理な思考パターンをここでは思考の偏りと呼ぶ。

思考の偏りは[認知の歪み]や[思い込み]、[バイアス]などとも呼ばれる。思考の偏りは10以上も

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散歩はストレス解消に良い

ストレスがたまっている時、脳が緊張して血流が悪くなっている。そのため、ストレスを解消するためには脳の血の巡りを良くすることが効果的だ。

散歩は脳の血の巡りを良くする。脳の血の巡りが良くなるとストレスが解消されるだけでなく、人の合理的な判断を担う前頭葉のはたらきも良くなる。

加えて、アイディアが湧いてきたㇼ考えがまとまったりする。

あわよくば身体の脂肪も減らせ、ダイエット効果もあるかもしれない

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瞑想(マインドフルネス)の実施とその効果

瞑想(マインドフルネス)は呼吸に注意を向け続けて、注意が他のものにそれたら、それたことに気づいた時にまた呼吸に注意を向け直す、ということを続けるトレーニングだ

瞑想を行うと脳の各部位の大きさが整うので、例えば人の言葉や態度に過敏に反応してしまうといったことも軽減される

私はよく緊張しがちなので、人と話す必要がある時や、たくさん人がいる所に行く前には呼吸に注意を向けることで緊張を和らげている

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