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隙間がないところにあたしい本を並べることはできない

アクセスありがとうございます。
越路つぐみです。


私は割と、「これはよさそう」と感じたら、試すタイプです。
「やってみないとわからないな」ということもまず試してみます。
そして試すために必要な情報などを集め始めます。


今はさまざまな情報も豊富で、手を伸ばしやすい環境が整っています。
それこそ、今私がこのnoteを綴っているパソコンから得られる情報も膨大。でもぽちっと電源を入れるだけですぐにアクセスができます。

そう、手軽なのです。
でもね、手軽だからこそ気をつけなければいけないかなということもあるように感じています。


それは、私の中にある本棚の容量オーバーです。
アクセスが容易になったことで、本当に手早く多くの情報が得られるようになりました。
比較的早い時間でつながれることは私の行動を促進する材料になってくれていますが、それと同じくらい「もう限界」も早くしています。

昔は図書館などを使って調べる、知り合いと話す、日常生活を暮らす中で何かしらに気づく形で情報を整理していました。
時間はかかりますが、本棚の整理をしながら必要な本を入れていくような感覚でいました。

ところが今はアクセスが容易になったことで、私の中の本棚の整理をする前に新しい本がやってきています。
本がやってくるペースが速くなっていますが、整理にかかる時間は以前と大きく変わっていません。
すると私の中の本棚の本は溢れ、どんどん散らかります。
結果として、早くアクセスできていて、たくさんの情報を持っているのにうまく活かしきれないことが続きました。


今は意識をして情報の制限をかけています。
いいな~と思ったものをメモに残しておいて、時間をおいてからアクセスするだけでもずいぶん違いますし、手軽な媒体で調べ物をするのではなく、あえてのアナログで情報収集をするようにしています。
それだけでずいぶんと、余裕ができてきたような気がしました。
あとは、私自身がどう考えるのかが見えやすくなりました。


アクセスのしやすさ、気軽さは、すぐにできるという利点がある一方で、強い刺激から離れにくいことが同時にあるように感じています。
刺激が続くことで、思考などによい影響を与えることもあると思います。
ただ、それもすぎれば負担になってしまうのです。


多くの方が、豊かに暮らしたい、よりよく暮らしたいと願い、さまざまな媒体をから情報を集めて新しいことに挑戦してみたり、工夫をしていたりすると思います。
そのこと自体は、とても素晴らしい力の使い方だと思いますし、今後も続けていただきたい。

ですが一方で、受け入れる私たちの側に余裕がないと、せっかくのものは十分に活かしきれません。

私たちが余裕がある、受け入れるだけのスペースがあって、初めてそれは私たちの生活を豊かにしてくれるようなものとなるのではないでしょうか。


どんなお付き合いの仕方が、あなたにとってちょうどいいのか、何があなたに必要そうなものか、ご自身のオリジナルを見つけて、増やすだけではなく、減らすこともしながら、暮らしていっていただけるといいのかなぁと思います。


ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
それではまたの機会に。

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