見出し画像

あなたはどうして、今、この場所にいるのか

自分のルーツを辿るのは面白い。

あなたの家には、家系図とかありますかね。
それか、自分の家は、こういった経緯で今の場所に住んでるんだよ、とか親から聞いたことありますかね。

僕はなかったんです。
家系図はなかったし、自分の家がどんな経緯でここに立っているかとか、聞いたことがなかった。

というか、僕の家は低収入家庭だったし、そんな大層なルーツなんかないと思っていたんですよね。

  • 今はお正月です。

  • そして僕には、4歳になる息子がいる。

  • しかも、実家には一人暮らしの父親がいる。

じゃあ、実家、行かないといけないよね。
父親とはあまり仲良くないし、足が進まないけど、行かないと後で後悔しそうだよね。

…なんて、数年前から思っていたことだけど、なかなか行けなかった。

とはいえ、息子が大きくなりすぎると、これまた行く機会がなくなりそう。

ということで、行ってきました。
4歳になる息子に、父親は喜んでいた。よかった。

そして、多少父親とも話をした。
そのなかで、自分の家がなぜここにあるのか、どんなルーツがあるのかを聞いたんですよ。

まぁね、驚いた。

かなり遠い時代の話にはなるが、曽祖父が、かなり腕のいい商売人だったらしい。
要はお金持ち。

土地もたくさん持っていたらしく、その中の一部が現在の僕の実家の土地らしい。

へー。信じられない。商売人?自分の家系が?
商売人ってコミュニケーション得意ですよね。

それが末端の末端になると、こうなるのか。
僕にはその血が受け継がれていないのかもしれないな。

でもね、こういった話を聞くと、少し気持ちが上がるのですよ。

「…じゃあ、自分も商売ができるのかもしれないな」

なんてことすら思う。

まぁね、アラフォーくらいになるときついですよ。
今からゼロから商売を始めるなんて、きついとは思う。

だから、小さい頃にこういった話を聞きたかったな、と。

そうすれば、「自分も商売人になる!」なんて、幼き頃の僕が思ったかもしれないじゃないですか。
そうすれば、自分の人生180度変わったかもしれないじゃないですか。

…まぁね、完全にタラレバですけどね。

でもなぁ、やはりもう少し父親からこういった話をちゃんと聞いておけばよかったかな、なんて思います。

単純に面白いし。
自分がどういった経緯で、この場所にいるのかを知ると、世界の見え方も変わってきそうな、そんな気がします。

お正月。
あなたも、自分のルーツを辿ってみるのはどうでしょう。

…なんて記事っぽい締めで終わりです。

ありがとうございました。

サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。