朝散歩の効能【メンタル改善とおじいちゃん】
『朝散歩』
という言葉がある。
この朝散歩は、ベストセラーにもなった、『アウトプット大全』の著者、樺沢紫苑さんが提唱していることでも有名だ。
朝散歩は、メンタル改善にいいらしい。
どんなメリットが有るかというと、
体内時計をリセットさせる
セロトニンの活性化
ビタミンDの生成
などが上げられる。
体内時計をリセット、セロトニンの活性化は、
睡眠の質を高めることができる。
ビタミンDは免疫力アップが期待できる。
朝散歩をすることで、睡眠の質や免疫力をアップさせることができれば、おのずとメンタルの健康にもつながる。
なので、精神科医の樺沢紫苑さんは、
「朝散歩をして、メンタル改善をしよう!!」
と言っているのだ。
ということで、僕は試してみた。
今日は朝散歩の効能やら、僕の感想やらを述べてみる。
朝散歩は気分が上がる
朝散歩は気分が上がります。
気分が上がるというのは、単純にテンションが上がると言ってもいい。
単純に朝に少しだけ(僕の場合は20分程度)するだけで、ほぼ一日気分が上がるのだ。
コスパがいい。
朝に少しだけ外を歩くだけで、一日中気分がよくなるなんて、コスパがいいいじゃないか。
僕は元々、朝が弱い人間。
仕事がある日はなおさら辛くて、いつも死んだ目で出勤をしていた。
しかし、朝散歩をすることで、その辛さがなくなった。
今では、朝散歩をして、気分が良くなるのがわかったから、朝起きるのも前ほど辛くなくなった。
死んだ目が、生き返ったかどうかは、他人からの目線でしかわからないので、改善しているかどうかはわからないが、少なくとも、
「こいつはいつも、暗い顔で出勤してくるよな…」
と思われることはなくなったのではないかと思う。
朝散歩は、気分を上げてくれて、
死んだ目を生き返らせてくれます。
とはいえ、いきなり朝散歩は無理
朝散歩はデュエルをスタンバイしたくなるほど、気分が上がるのは確かだが、問題点がある。
その問題点は、
『メンタルが弱っている人間が、いきなり朝散歩をするのは辛い』
というところだ。
僕は以前から、メンタルの改善には朝散歩がいいとは知っていたが、実践するようになったのは、つい最近だ。
できない。
朝散歩がいくらメンタルにいいとはいえ、いきなり朝も早よから朝散歩、はできないのだ。
僕が朝散歩ができるようになったのは、絶望メンタルから、ちょい絶望メンタルになった頃。
以前より少しだけメンタルが改善したときにようやく、朝散歩ができるようになったのだ。
なので、もしメンタルが絶望している人間は、
「朝散歩をしなくてはいけない…」
なんて強迫めいた、気持ちになっていてはいけない。
「…今日は少しだけ調子がいいから、散歩でもしてみるか…」
くらいのゆるい気持ちで、始めた方がいい。
おじいちゃんから学ぶ挨拶
朝から散歩しているような人は、おじいちゃんだ。
僕が田舎に住んでいるということもあるが、朝から外を散歩しているような人は、大体がおじいちゃんだ。
おばあちゃんはいない。
なぜか僕の近所で朝に散歩をしている人達は、おじいちゃんなのだ。
おじいちゃんは、挨拶をする。
見ず知らずの若者(おじいちゃんから見れば)に向かって、
「おはようございますー」
と朝の挨拶をするのだ。
最初は少し戸惑いながら返事をしていた僕だが、最近は挨拶をする人が顔なじみになってきたので、僕からも挨拶ができるようになった。
気持ちがいい。
まるで僕もおじいちゃんになったかのようだ。
おじいちゃんは、朝からただ歩いているだけなのに、楽しそうだ。
そんなおじいちゃんと挨拶をすると、僕もなにか楽しくなる。
Win-Winだ。
誰も損をしていない。
やはり挨拶は大事だ。
僕はそんな当たり前を、朝の顔見知りおじいちゃんから学んだ。
朝は三文以上の徳がある
早起きは三文の徳
なんて言葉があるが、朝からアクティブに動くというのは、三文以上の徳がある。
『早起きは三文の徳』というのは、わずかだけ徳があるという意味。
しかし、朝からアクティブに動くのは、わずかの徳だけでは済まされない。
朝のほんの少しの時間を朝散歩に回すだけで、その一日のパフォーマンスが上がるというのを考えれば、三文どころではない。
簡単だ。
朝の20分程度を朝散歩に回すだけで、一日のパフォーマンスが上がるのなら、それをやらない手はない。
結論。
『朝散歩は、コスパ最強』
です。
あなたがもしメンタルの調子が悪いのなら、一度、朝散歩を試して見てはどうだろうか。
くれぐれも、無理はしないように。
ということで、今日もおじいちゃんと挨拶をして気分が良くなった僕でした。
おしまい。
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