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全般性不安障害(精神科通院メモ)

12月12日(火)は月に一度の精神科通院日だ(病気の説明は先月と同じなので、知ってる方は読み飛ばしてください)。
診断名は『全般性不安障害』。4年前から続いている。
特定の事柄や状況に限定されない強い不安に悩まされる病気。
あらゆることに過度の不安や心配がつきまとい、それが慢性的に続く。
不安は様々な精神症状(落ち着かない、集中力の低下など)と、身体症状(疲労感、不眠など)をともなう。

ぼくが悩まされている症状として、
病気不安。ほくろも腹痛も、何かしらの異常があれば重病だと思って動けなくなってしまう。
外出不安。外で倒れたらどうしよう?お腹が痛くなったら?遠くまで行ったら、調子が悪くなったら帰れないよ?という不安で遠出できない。
外食不安。食べる前に体調を崩したらどうしよう?食べ切れなかったらどうしよう?もったいないし失礼だ。そう考えてお店へ行けなくなる。
飲酒恐怖。お酒を飲んだら、急に体調が悪くなった時に病院へ行けない。
広場恐怖。快速電車の中、渋滞、映画館、狭い空間、窓がないなど、すぐ出られない場面が不安。
約束ができない。約束した日に何かあったらどうしようと不安。本やCDの予約も抵抗がある。
ペットボトルのキャップを自分が開けたか不安になってしまう(開いていて毒が入っているかも?)。開けたらラベルを少しはがして目印に。
自己嫌悪で人から離れてしまう。人付き合いが怖い。
感情の浮き沈みが激しい。感情のブレーキが効きづらい。認知の歪み。
希死念慮。消えたい。迷惑をかけずに死ぬ方法を考える。所持品を整理する。悲しませることになると思い、新しい人間関係を構築できない。
暇を感じない。不安がすぐそばにいる感覚。起きている間は常に怯えている状態。

処方されている薬はこちら。
〇夕食後
セルトラリン錠25mg「トーワ」(抗うつ薬、SSRI) 3錠
ロフラゼプ酸エチル錠1mg「サワイ」(抗不安薬、超長時間作用型) 1錠

〇就寝時
エスゾピクロン錠2mg「ケミファ」(睡眠薬) 1錠
トラゾドン塩酸塩錠25mg「アメル」(睡眠薬として使う抗うつ薬) 2錠

〇頓服
・クロチアゼパム錠5mg「日医工」(抗不安薬 短時間作用型)
・ドンペリドン錠10mg「日医工」(吐き気止め)

※ここまでは先月と同じです。

先生と話した内容は、
地域活動支援センターへ継続して行けている(週1回)。スタッフさんに加えて、精神疾患当事者さんとの会話も少しずつできるようになった。

・父や伯父がお世話になっていたケアマネさんから、ここの介護施設で少しずつ働いてみないかと誘われ、15日に面談へ伺うことになったと報告した(記事としては順番前後してます)。

・両親との衝突あり。今までは自室でゴミ箱を蹴ったりしていたが、目の前で怒りを表現することが大事という先生の助言から、誰も座ってないソファを蹴った。その結果、打撲した右足の痛みが続いている(自分のせい)。
目の前で怒っても、何も起こらないし変わらない。足の痛みだけが残る虚しさ。ただ、こういう底打ち体験を何度もすることで、両親は何も変わらない、自分が主体的に変わっていくしかないと実感するのかなと思った。

以下、先生の意見。
「ソファは蹴り方が悪かったね」という言葉に、確かにとぼくは苦笑い。
両親の前で怒りを出せたのはよかった。そこで何かを蹴ったりすると予期せぬケガに繋がったり、物を壊してしまったりするかもしれない。
たとえばゴリラはドラミングをして威嚇をしたり、感情を鎮めたりする。そんな感じで暴力ではない怒りの表現方法や伝え方を見つけ出すといい。生活を分けて、なるべく顔を合わせないというのも対策になる。たとえ親だとしても自分を利用して来ようとする人に対して、真面目に向き合ってもしょうがない。できないことはノーと言う。傷ついたら伝えることが大事。たとえ伝わらなくても、伝えようとしたことは自分の力になる。

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