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感情の出処

毎日の生活で習慣ができる。
習慣ができるとその行動が身に付く。
とても便利で、習慣を身につけようと思う。こともある。

習慣ができると、最初の頃発見だった出来事は当たり前になる。
最初、もっていた感情は習慣化して感情を感じなくなり、懐かしい存在になる。

感情ってなんだろうと思った。
緊張して、待ち合わせの時間に少し早くきてしまって、
時間ちょうどに行きたくて、時間を費やすためだけに街を歩いて、
時間ぴったりに待ち合わせ場所に行って、会った日。
私の心も頭の中もすっかり驚いて、どうしたらいいかわからなくて、
とんでもない量の神経伝達物質が脳内で伝達されていたのだろうと思う。

けれど、いまは何事もない。
一緒にいても、それが普通。
あの時、あんなにどうしたらいいかわからなかったのに。。
私はそれに慣れてしまっていて、それは習慣になって、普通になった。
私の体もそれに慣れて、それをいつもの処理にした。

つまらない。そう思った。
それと同時に、感情ってなんだろうと思った。
感情は決して感覚だけのものではない。
物質的に、身体構造的に、変化するものだという自覚を持たないと。
新鮮だったものは当たり前になる。
それでも私は新鮮だった時の気持ちを抱けれのだろうか。

構造はわかるのに、いつもわからなくなる、自問自答。

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