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新しい生活様式劇場

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Sc.252 ネンdeマツ

Sc.252 ネンdeマツ

昨日、お弁当になぜ唐揚orハンバーグが入っていなかったのか詰め寄られたので唐揚げ弁当にする。
シューマイだって美味かろうよ、と言うと「美味しくない。唐揚げかハンバーグが入っていないお弁当は美味しくない」と強めに断言された。

冷食のハンバーグは昨今サイズのシュリンク度が半端なく、かといって3個も4個も入れるのはどうよ、と仕方なく隙間にシューマイを入れた。
昨日まで主役だったはずのシューマイが一気に

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Sc.251 耳をすまされる

Sc.251 耳をすまされる

次男がゴソゴソと6時ごろ起きてトイレに降りて行った。
戻ってきてウナギとハトをあっちへおいたりこっちへおいたり、布団をかけたり丸めたり、巣作りをしてまた寝た。

子どもが起きて何やらしているのを寝たふりして見るのは愉快だ。

シューマイとポテトサラダのお弁当を作り、朝ごはんにもポテサラを出した。あるもので栄養を補給していくスタイル。

登校中、音楽で習った「さみしい歌」の話を長男がしだした。「10

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Sc.250 日の入り6時の恩恵

Sc.250 日の入り6時の恩恵

中くらいのタッパーに残りのチャーハンぎゅっとつめて、冷凍唐揚げにゆで卵つめて、ブロッコリーさん、ミニトマトさん、小さいタッパーにぶどうさん

お弁当の出来上がりだ。
御察しの通り、あの歌に無理やりのっけて(字足らず字余り)書いたので、あの節で読んでいただきたい。

夫がチャーハン弁当を見て、すでにこのレベルか…とつぶやいた。わかる。再来年には中くらいでは済まないな。

次男は新しい園舎への初登園。

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Sc.249 得にまみれて歳をとる

Sc.249 得にまみれて歳をとる

金曜日 
保育園が今の園舎最終日ということで、盛大に両親が付き添って登園した。
同じ保育園の子と途中で会い、あの子はお母さんだけなのにどうしてうちはどっちも一緒に来てるの!?と言い出して、ハハーン、親と一緒にいるのを見られて恥ずかしいアレだな。

親にも思い出作らせろ、と追いかけ回して登園し、一部始終を夫がカメラに収めていた。
老後の楽しみ用。

仕事をして3ヶ月ぶりの定例会へ行く。
ワーワーあけ

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Sc.248 そんなまさかの

Sc.248 そんなまさかの

給料日だわーいと起きる。
サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ、と思いつつ、いやそうでもないんだよと思ったり、でもやっぱり会社の行く末について寝れずに考えたりする必要もないし気楽っちゃ気楽。
そしてこの気楽さが、生命線であり命取りにもなるのだ、と小難しく考えながら下に降りた。

お弁当の本来であれば昨日作ったレンコンきんぴらを入れる場所に仕方なく鶏ハムをつめる。
冷食の唐揚げと相まって肉肉しく、ブ

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Sc.247 春に意気込むわけでなく

Sc.247 春に意気込むわけでなく

今日からお弁当開始やないか〜と6:45に下に降りた。
45分は布団に溶けた模様。

冷凍食品を日々研究してくれているメーカーには頭が下がるのでノーベル家庭賞を授けたい。
ただ、値段と個数はそのままなのにアレ?出したら前より小さい…?はやめてほしい。お弁当の空間配置が狂ってくるんだよ。

お弁当と朝ごはんを並行して作っているとなかなかのてんやわんやで「『料理好きというだけで素人が開いてしまった個人経

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Sc.246 深みをつくるのは意外とそんなもの

Sc.246 深みをつくるのは意外とそんなもの

明日からお弁当だから、今日はギリギリまで布団から出ないぞと決めた心は強く、しっかりと守り抜けた。

わーわー寝坊だーと1人バタバタ用意する横で子どもらは朝のテレビを見ている。
来週から編成が変わって見れる番組・見れない番組が出てきて、『デザインあ』と『ピタゴラスイッチ』が見れなくなるのは私も寂しい。
子らにしたら、朧げに覚えている第一Eテレ期の終了という形で記憶に残るのかなぁ。

いつもの食パンが

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Sc.245 当然の展開

Sc.245 当然の展開

5:45に目が覚めて7:00に下に降りた。
私の1時間15分はどこへ行った。

今日は午後スイミングの振替がある。
長男は学童に行かなくて良いことがうれしく、次男は知らないコーチのクラスに入るのー?と文句を垂れている。

最近仕事が忙しそうな夫だが、それはそれ、これはこれでマメに振替対応をしているので、どうか滞りなくスイミングに行けますようにと祈った。

すると、そういえば思い出したけどさぁ、ぐら

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Sc.244 あれほど言った

Sc.244 あれほど言った

土曜日
私はゆる出勤なので、ほどほどにのんびりしておさるのジョージを子供と見ながら朝の用意をした。

おかーさん、おかーさん、お洗濯物干して遊ぼうよぅと言う子供たちをごめんごめんとぶるんぶるん振り払い出かける。

玄関を出ると夫と子供のキャッキャいう声が2階から聞こえ、気持ちを切り替えられた。

退職する人に送別のハンカチをあげ、立ち話をしていらんことを言いすぎた。
サービスと思っていらんことまで

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Sc.243 杞憂と期待

Sc.243 杞憂と期待

台所は何事もなかったように美しくなっていた。夢じゃなかった…!

奮闘したであろう夫は無理に起こさずそっとしとこうと思っていたら普通に降りてきた。
イョッ!とガッツを褒め称え、子らに君らのお父さんはすごいんだぞ、とやんややんや喧伝した。

どのように解決されたのですかと聞くと「想像力を働かせること」「工夫をすること」そして「あきらめないこと」と、ヒーローインタビューとして十分な内容で満足度も高まっ

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Sc.242 果報は寝て待てのやつ

Sc.242 果報は寝て待てのやつ

引き続き台所はピンチだ。
いかに使う水の量を減らすか、皿や鍋やカトラリーを汚さないようにするかを考え、そのまま使えるものでサンドイッチにする。

皿の代わりのサランラップに乗せて食べた。
子どもの手拭きも使い捨てのものにした。

緩くはあるが緊急みが出ているなぁ、けどこの緊急みは金で解決可能だけど災害によるやつはそうもいかないのか、と思うと身や気が引き締まる。

いつ業者を呼ぶの、など不安解消のた

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Sc.241 水位に勝る好奇心

Sc.241 水位に勝る好奇心

暖かくなってきて寝てる間の布団跳ね除けっぷりが活況だが、明け方はまだ冷えるので結局朝になるとギュウと私の布団で団子になっている。せまい。

5時過ぎから夢うつつの時間を団子布団で過ごし、7時だ!と子らとドスドス階段を降りる。

今日は普通の日だ。
夫もいるし、スイミングも病院もない。
1日普通に過ごせると思うとうれしく、私はうれしハードルが低いなと思いつつそれが愉快に生きる秘訣よとドヤる気持ちにも

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Sc.240 あいてる

Sc.240 あいてる

ここのところ5時前後に必ず目が覚める。
大雨とか地震とかも続いたけれど、そうでなくても時計を見ると大体そのぐらいの時間で、もしかしてしっかり眠れてないのかしら…と一瞬自分の身を案じたが、よく考えれば42歳が10時前からぐっすり寝れば5時ぐらいに目が覚めても普通!

全然普通やわーとそこから七時まで寝たり起きたりゴロゴロする。
新年度になったら朝のモチベーションを立てなおそう。

次男は起きると必ず

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Sc.239 水を得てうおー

Sc.239 水を得てうおー

土日、うっかり会社携帯を見てしまい、これは地味だけど早めに対応した方がよさげ連絡がポチポチ入っていたので休みを半休に変更することに。

よくよく考えると次男のスイミング個人レッスンは半休でも間に合うと言えば間に合う時間で、当初予定を組んだ時の私の懸念は「それだと私がお昼ご飯を食べる時間がない」だったんだろう。

それかて何とかなるわいと勇み仕事をしに行く。

あちらこちらへごめんなさいをビビビと繰

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