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ショートショートコンテストで受賞しました!

ショートストーリーを書いています。
ケイです。
このnoteの他に、ショートショートガーデン(SSG)で400字以内の超ショートショート作品を公開しています。

受賞について

2018年10月~12月、ショートショートガーデンでショートショートコンテストの募集がありました。
主催は愛媛県の南海放送さんと(株)ベルモニーさん。
審査委員長に、ショートショート作家の田丸雅智先生。
テーマは「家族」です。

このコンテストに下記の作品で応募したところ、なんとベルモニー賞をいただきました!

嬉しくて、どうしていいか分からないくらい舞い上がっています。

『身寄り』(全文公開)

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入賞作品の一覧は、南海放送さんのHPで発表されています。
放送された受賞作の映像と音声も公開されています。

たった400字という原稿用紙1枚分の短いストーリーの中には、それぞれの世界が広がっています。ぜひ一つ一つの物語を読んでみてください。心に響く作品が必ずあります。
これだけ秀作揃いの中から私の作品がベルモニー賞に選ばれて、本当に嬉しく名誉なことと思っています。ありがとうございます。

受賞作品は、南海放送ラジオで3月の毎週日曜日16:30~40で放送されます。
私の作品『身寄り』はなんとトップバッター、3/3(日)です。
放送エリアは愛媛県なので、地域の方やラジオを聴ける環境の方はぜひ聴いてください。
※放送されました、詳しくは後述

放送について

2019年3月、南海放送ラジオで受賞5作品が放送されました。
それぞれの作品の世界観に合わせたナレーション、効果音、選曲で、毎回感動しながら聴いています。
エリアフリーとタイムフリーがないと聴けないためradikoプレミアムに加入しましたが、本当に良かった!
一週間、何度も繰り返し聴くことができました。
記録も兼ねて一覧にします。(敬称略)

3/3(日)16:30~40
ベルモニー賞『身寄り』by Kumita(私の旧名義) 
朗読:山下泰則
エンディング:クリス ハート & May J.「I Believe ~手をつなごう~」

3/10(日)16:30~40
ベルモニー賞『折れた心の修理士』by中谷直樹
朗読:岡本真依
エンディング:かりゆし58「アンマー」

3/17(日)16:30~40
優秀賞『夢の終わり』by椿あやか
朗読:いなだそうき
エンディング:三浦大知「ふれあうだけで」

3/24(日)16:30~40
優秀賞『ハウスキーパー』byそるとばたあ
朗読:江刺伯洋
エンディング:平井堅「家族になろうよ」

3/31(日)16:30~40
最優秀賞『枇杷の独り言』by風月堂
朗読:松沢はつみ
エンディング:木山裕策「home」

さらに最優秀賞の風月堂さん 『枇杷の独り言』は南海放送テレビで3/25(月)22:55に放映されました。映像付き!

400字の物語に声と音が加わることでこれほど素敵な世界が広がるなんて、今回初めて知りました。
制作していただいた南海放送さま、本当にありがとうございます。
また(株)ベルモニーさま、ショートショートガーデン主催の田丸雅智先生および関係者の皆さまに、このような貴重な機会を与えていただいたこと心から感謝します。

放送済みの作品の朗読は、南海放送さんのサイトで聴くことができます。

そして、入賞も含めた受賞作品はベルモニーさん発行の小冊子に掲載されるそうです。
こちらも詳細情報が出たら紹介したいと思います。
※小冊子になりました、詳しくは後述

今回の作品について

今回の作品『身寄り』に特定のモデルはありませんが、「家族」というテーマから様々な想像をする中で、血のつながりだけが家族とは限らないという気持ちと、誰も孤独のままではありませんようにという願いを込めて書きました。

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ショートショートを書くようになったきっかけの話もします。
元々小説好きで、自分もいつか頭の中に浮かぶ物語を書いてみたいという願望はあったのですが、一人ではなかなかきっかけがつかめずにいました。
そんな時、やめたろーさん主催の「ショートショート創作サロン」を知り、2018年8月から参加して作品を書いて公開し始めました。
ショートショートを書くコツの伝授、期限付きの課題、一緒に課題に取り組むメンバーの存在、そして何よりどんな作品でも必ず読んで感想を貰える(しかも必ず褒めてくれる)という環境がモチベーションとなりました。

実際に書いてみて、頭の中の想像通りにいかないこともよく分かりました。
書きかけて挫折している未公開作品もたくさん眠っています。
それでも、続けていれば書き慣れていきます。公開作品が増えると、我ながらよく書けたなって思える作品も出てきます。

今回のコンテスト応募は、実はサロンの課題の一つでした。
「作品を公開して多くの人に読んでもらい、評価してもらう」というのはかなり勇気のいることです。それを課題という形で後押ししてもらったことが、今回の受賞という結果に繋がったと思います。

ちなみに私は1月末でショートショート創作サロンを出ましたが、今でもTwitterなどを通してやめたろーさん、メンバーの皆さんと繋がっています。
今回の受賞を一緒に喜んでもらえて、嬉しさが何倍にも増えました。

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受賞してから改めて受賞作品『身寄り』を何度も読み返しました。
文章が少しおかしい箇所が気になったり、やっぱりこういう表現にすれば良かった、なんて反省もありますが、世に出たことで一つの完成品として客観視することもできました。

タイトル画像はいつもお世話になっているフリー素材のぱくたそさんから使用させていただきました。

家族をイメージしたくて選びましたが、せっかくの素敵な写真なのに物語の内容とは世界観が合わなかったかもという点もすみません。

こっちの方が良かったかな?って思った写真を、この記事の画像として使わせてもらいました。

【追記】小冊子が完成しました!

2019年5月、南海放送より完成した小冊子が届きました!
今回のショートショートコンテスト入賞作品、全20作品が一冊に収録されています。

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手に取ることができる形でショートショート作品を読むと、また違う印象と感動がありました。大切にします。

最後に

今回のショートショートコンテスト受賞という結果にまだ気持ちが盛り上がっています。本当にありがとうございました。
とても書ききれなくて伝えきれないですが、作品に関係する全ての皆さまに感謝します。

これからもよろしくお願いします。

スキやシェア、コメントはとても励みになります。ありがとうございます。いただいたサポートは取材や書籍等に使用します。これからも様々な体験を通して知見を広めます。