「命」は、思い通りにはならないと知ったから
このタイトルは
私が、夫に「ありがとう、大好きだよ」と
毎日、伝えている理由のひとつです。
大好きで大切で、感謝の気持ちが
いっぱいあるから。というのは
もちろんだけど…
「命」って思い通りには、ならないなぁ。
こんなにも、あっさりといなくなってしまうのか。
夫と結婚したあと、夫側の親族や
ご近所の方の不幸が続きました。
私達が結婚した年に、初めてお会いした
親族の方が、次の年には亡くなって
しまいました。
いつも元気で明るくておもしろい。
料理上手で、交友関係も広い…
そんな方が、手術のあとに亡くなった。
私にとって２回目の再会が
こんな形になるとは…
夫が小さい頃から、その方を含めて
ご飯をたべたり、遊んだり、旅行に行ったり
していたから、夫が１番悲しかっただろう…
お葬式では、私の隣で静かに泣いていた。
なかなか涙を見せない人なのに。
それから約１年後に、その方の
旦那さんが亡くなった。
病気でもなんでもないのに…
徐々に体重が減っていき
突然だった。
きっと、あんなに元気な奥さんがなくなり
寂しかったんだろう
毎日、想っていたんだろう
とても愛していたんだろう…
あまりの悲しさで
命が短くなってしまったのだろうか…
どうか、これからも優しい笑顔のご夫婦で
楽しく過ごしていてくれると嬉しいです。
そのあとは、隣のご近所さんが亡くなった。
私は、この方と会ったのは、ほんの数回。
話したことはなく「ご近所さん」という
ぼんやりとした記憶しかなかった。
夫の実家がある田舎は、ご近所さんが広い。
申し訳ないけれど、とても覚えきれなかった。
この時は、夫だけがお葬式に参加した。
そのあと、夫の実家で
長年寝たきりだった方が亡くなった。
私達夫婦が結婚した時に
ベットの近くまで行き
挨拶をさせていただいた。
その時「大切にするんだぞぉ」と
夫に伝えた、その方の言葉が
とても印象的だった。
２回目に会った時は
私のことを覚えていなかった。
だけど、しょうがない。
それを分かっていて私は
はじめましての挨拶をしたのだ。
私は、あなたのことを忘れませんよ。
私が、夫のことを「大切にします」
だから、心配せず大好きなお酒を
楽しみながら、ゆっくり休んでくださいね。
来月、ご挨拶にお邪魔させていただきます。
そのあとに…ここには書きづらい
書いても良いのかわからない
悲しいことがあった。
夫との関係性は、書かないでおこう。
ある方が、自分で自分の命を…。
とても衝撃的だった。
夫は、兄弟から連絡をもらったけど
私にすぐには話さなかった。
それは「私の気持ちを考えて」
次の日にしたらしい。
１番夫が、衝撃的だっただろうし
悲しかっただろう…
すぐに話さないなんて、苦しかったよね…
そんな時に、私のことまで考えてくれる
なんて、本当にありがたかった。
あまりにも不幸が続きすぎて
ここに書いた方の順番が合っているかは
申し訳ないけれど、ぼんやりしている。
「順番」だなんて書いたら
失礼かもしれない…
「順番がぼんやりしている」と書いたけど
もしかすると、私のなかで
薄めようとしているのかもしれない。
こんなにも続けて亡くなって辛いから
薄めようとしているのかな…
自分でも、わからない。
結婚してから、毎年のように不幸が続いたから
私は「両親や夫、自分の命」について考えた。
命が終わるのって突然で
思い通りにはならない。
だから…
「悔いが残らないように、どんな気持ちも伝えるようにしよう」と、より強く思うようになった。
それから、ずっと夫には
「ありがとう、大好きだよ」も
伝えるし、怒り、悲しい、嬉しい…
全ての気持ちを伝えている。
「伝えなかったら、絶対後悔する」と
常に、私は思っているから。
７月７日のつぶやきの、両親への手紙も
「後悔しないため」のひとつだった。
結婚してから「両親に手紙を書きたい」とは
思っていたけど、なかなか書けなかった。
というより「また今度で、いいか」という
気持ちもあったからかな。
だけど「そういえば七夕が
結婚記念日だったな～」と思い出し
伝えたかったことを全て書いた。
直接だと、なかなか言えないことも。
２人が元気なうちに
「絶対伝えたい、書きたい」と
思っていたこと全て書けたと思う。
「伝えたいこと」は、私も相手も
「話すこと、聞くこと、見ること」が
できるうちに、絶対にやりたいと思っている。
もし、どちらかに何かあって
それが出来なくなったら
どう思うだろう？
私は、悔しくて泣いてしまうと思う。
こんなに伝えていても、きっと「くそ～」
って悔しがると思う。
それだけ、私は相手のことを想っているから。
「伝えるのが恥ずかしい」という人も多いけど…
「相手が嬉しくなるような言葉」は
ぜひ、伝えて欲しいなぁと思っています。
「恥ずかしい」が「悔しい」になってしまう前に。
手紙、LINE、メール、電話でも…
直接顔を見て、言葉、手話、歌でも…
どんな形でも良いから
伝えて欲しいです。
お互いが、元気で
「命」があるうちに
「今しかないよ…」
この記事へのコメントについて
お伝えしたいことがあります。
私が嬉しくなるようなコメントなら
とてもありがたいのですが
ご自身の、ご不幸や悲しかった経験を
書くことは、ご遠慮ください。
そのようなコメントに対して
お返事をするとき
きっと、文字を打つ私の指は
止まってしまうと思います。
相手の気持ちも考えて
なんと、お返ししたらいいのか…
まだまだ未熟な私には、できません。
わがままなお願いで申し訳ありませんが
どうか、ご理解いただけると幸いです。
最後まで、読んでいただき
ありがとうございました。
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