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【自分の意見で生きていこうー「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ】を読んでみて…

素晴らしい本に出会った。この本を、もっと若いうちに読んでおけば、今よりマシな人生になっていたはず。読みながら頷きすぎて、首が痛くなった。

ちきりんさんの【自分の意見で生きていこうー「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ

今まで、ちきりんさんの本は読んだことなかったが、この一冊で大ファンになった。もう、感性と文章力が素晴らしい。ちきりんさんに比べると、僕は完全無欠のウンコとしか思えなかった。

意見について考えさせられ、まだまだ自分の意見は甘いと気づかされた。
この本の内容を意識して、これから考えて、自分の意見を持とうと思った。とくに、胸をえぐるように刺されたポイントを解釈を踏まえて、4つにまとまてみた。

なぜ、意見が必要?


人が人に、最も求めているのは意見。考えて意見を主張しないと認知されないし、相手にされない。意見が主張しなければ、伝わらないし見てもくれない。多くの人から注目され、魅力を振りまいて話題になっている人は、自分の意見をもって伝えられている。生きているといろんな選択をしないといけないが、自分の意見をもっていないと、選択を後回しにしてしまったり、人や環境のせいにして、ただ年齢を重ねただけの人になってしまう。自分を認知させて、よりよい人生をいきるには、確固たる意見が必要。

正解がある問題」と「正解がない問題」がある


生きていると、あらゆる問題に直面する。あらゆる問題を噛み砕くと、「正解がある問題」と「正解がない問題」がある。まずここを理解することが重要。調べたり、考えたるすのは、問題がどちらか明確にしたあとにすること。

「正解がある問題」は考えたり、悩んだりするのではなく、さっさと調べる。
なぜなら、揺るぎようない正解があるから。金利、手数料、実績、価格、スペック、日時、など。これが「正解がある問題」。

「正解がある問題」に対して、意見もクソもない。正解があるのだから。
考えるのではなく、調べるて解決できる。「正解がない問題」は、正解がないので、これは考えないといけない。サッサと調べること。

一見、正解があるように思えるが正解なんてない。Aを選択をする人もいるが、Bを選択する人もいる。Aを選択してうまく行く人もいれば、同じくAを選択して失敗する人もいる。何を選択するかは自分次第。選択は自分の人生を選択を左右するので、自分で考えて結論をださないといけない。

ここに関しては、正解なんてないので、自分の意見を明確にしておかないといけない。意見がないと、いつまで経っても選択ができず、まわりに流されてしまったあげく、環境や人のせいにしかねない。これはやばい。

反応だけでおわらない。


「正解がある問題」と「正解がない問題」があるように、「意見」と「反応」がある。「意見」をしているようで「反応」にしかなっていない人は案外多い。

例えば…
・一概に言えない
・時と場合による
・人それぞれ
・何か違う気がする
・「かわいい」「美しい」「カッコいい」などの形容詞

これらは、意見しているようで意見になっていない。ただ、反応しているだけ。
さらに、「反応」だけだと、マウントとった気になれるので、安易に自分に酔い快楽を得られやすい。対して、考えてもいない発言しておいて、気持ちよくばっかりなると、慣れてしまい、思考が働きにくくなること。「反応」がいけないわけではないが、「反応」だけでおわらせるのはよくない。適当に「反応」だけして、意見を言わないのは、ずるいの極み。

意見をする際は、ポジションをとる


自分の意見をする時は、明確なポジションを取って発言をすること。覚悟ももって言い切るぐらいでないとけない。中途半端な立ち位置からだと、何を思っているのか?何をしたいのか?が伝わらない。そんな意見だと、聞いてもらえない。

僕のまわりにも、そんな人はたくさんいるし、僕自身もそんな感じの時がある。
反応されたり、否定されるのが怖いからだろう。要するに傷つきたくないから言い切れない。どんな行動にもリスクがあるように、意見にもリスクがある。意見をするには、それぐらいのリスクは受け入れないといけないし、少々言い返されても、さらに言い返すぐらいに考えておかないといけないということ。

そりゃそうみたいな「反応」を気にして、意見をもって発言に手を抜くのはよくない。自分の意見を明確にせず、「反応」だけの人よりか、圧倒的にマシ。

「自分と違う意見」はあるが、「間違った意見」などない。人はやる前とやった後や、環境や状況でころころ変わるもの。その都度、変わってもいい。ただ、意見だけは、必要な時に主張できるようにもっておかないといけない。

生きているといろんな選択をしないといけない。時代や環境も変わりやすいため、「正解のない問題」ばかりに直面することばかり。自分の未来を知る人なんておらず、これからどうなるかもわからないので、間違いかなんて誰にもわからない。

自分と違う意見と出会った時は、自分と違う意見と出会っただけ。違う意見にたして、自分の意見が間違えているというわけではない。選択してうまくいかなった時は、間違えたと思うこともあるかもしれないが、順調になりはじまると正しかったと思ったりする。とらわれずに意見をもとう。

最後に…

僕は、人の言葉や見られ方に敏感なほうで、思ってもいないのに、模範解答ばかりしてしまうところがある。だけど、この本と出会って、それはよくないと痛感した。自分の決めた選択を人のせいしたくないし、流されて選択したくない。
自分の意見をもって選択していくことが自分の人生を生きるということ。ただ、仕事をして、メシを食べて生きていくことが生きるのではない。人それぞれ意見が違って当たり前。違うことは悪ではないし、考えているようで考えてなく、意見をしないことの方が悪なような感じがした。気を引き締めて、考えて生きようと思った。


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