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潜在的な思考に気付くには?

現実=意識の投影

私たちが観測している現実とは 私たち自身の意識の投影です。
現実を変えるには自分の意識に気づき、
理想の自分にふさわしくないと感じれば修正していく必要があります。

今回は深い部分の意識に気づく方法について考えてみます。

意識の階層


意識には階層があります。

海に浮かぶ氷山によく例えられます。
海面から出ている部分と海中に沈んでいる部分です。

表面に出て見える部分を顕在意識、
見えない部分を潜在意識と言います。

私たちが考えたりできるものは顕在意識です。


しかし意識の90%以上を占めるのは潜在意識であり、現実を望む方向に変化させたいと望んだ時は潜在意識に焦点を当てる必要があります。

顕在意識に焦点を当て現状の破壊を選んでも、
その9倍以上の力で潜在意識が現状維持を望むのです。

しかし、焦点を当てると言っても、
潜在意識は意識の中でも深い部分であり、焦点を当てるのは容易ではありません。


では、どのように潜在意識に焦点を当てればよいのでしょうか?

他者=潜在意識の投影


私たち多かれ少なかれ 他の誰かとの関係を築くことによって生きています。

例えば1日誰とも会わないとしても、
SNSや本など実態はなくても他社の存在を感じ生きています。
想像の中で過去に関係があった他者を思い浮かべるのも関わりの一つです。

その他者とは自分の潜在意識の投影です。

他者の発言や行動というのは、
自分にとって想像の範囲である場合だけでなく、
思いもよらないものであったりもします。

通常、自分と他者は明確に線引きがされている 全く別のものだと考えられがちですが、
現実は意識の投影ですから、
他者というのは自分の一部と言い換えることができます。

そのように考えると普段自覚していない部分の意識、つまり潜在意識の投影が他者となるのです。

自分と全く共鳴しない、つまり自分の中にない要素の他者は存在しません。

良い気分になる人も悪い気分になる人も、
自分の中の何かしらの要素と共鳴して、
そこに見えています。

その他者を感情的にならずに観測し、
この相手は自分のどの部分と共鳴しているだろうか?

と考えてみると自分の潜在意識について気づくことができます。

自分に気づくためのきっかけとして、他者を観測することが役立つのです。

不愉快な他者への見方は、
自分が世界を見るときのクセのある部分です。

当然その世界には自分を含みますから、
その味方をつづける限り、
自分に対しても自分を傷つけるような見方をしてしまうのです。


他者に対して何か、特に不快感を感じるときは、
自分の潜在意識が表層に上がるチャンスです。

この不快感は潜在的などんな思考によるものか?

立ち止まって冷静に焦点を当ててみることで、
深い部分の自分に気づくことができるでしょう。

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