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私の(あなたの)世界では〜

自分を優先する

人の目を気にしたり、
意見を聞きすぎて苦しむことがあります。

本来私たちは生まれてから死ぬまで、
賛否両論があっても自分でやりたいことを選択して生きて良いはずです。

しかし他者の価値観を優先することによって、
自分をないがしろにしてしまうことがあります。

そして、死の直前にもっと自分を優先させればよかったと思うかもしれません。

それは悲しいことですが、
社会的な動物である人間にとって人の目を気にすることは仕方のないことです。

ですが、少しでも自分の望む選択をすることができたならその分だけあなたの人生は豊かになるでしょう。

今回は自分の望む選択をしやすくするための合言葉について考えてみます。

他者を尊重する


自分を優先するためには、
他者の価値観を尊重しつつ、
自分の価値観を尊重する必要があります。

他者の考えを真っ向から否定してしまうと、
潜在意識下に、自分が他社の考えを否定すること同じように、自分の考えも他者から否定されるものだ。

と、刷り込まれてしまいます。

そうではなく、他者の考えを尊重することで、
自分の考えは他者から尊重されるものであり、
また自分自身でも自分の考えを尊重できるようになるのです。

自分を優先させるためには、
他者を尊重し、自分を尊重し、
自分の考えを優先させるのです。

それぞれの世界

他社と自分を尊重し、
好きな方、
つまり多くの場合、自分の考えを優先させるには、

世界が無数に存在しているということを意識することが役に立ちます。

不確定性原理などを数学の世界でも言われることですが全ての法則に、

「ある世界では〜」

という前置きがつきます。

つまり全ての世界において共通する決まりはないのです。

これを人間関係に当てはめると、

何を言うにしても言われるにしても、

「私の世界では〜」「あなたの世界では〜」

という前置きが実は隠れているのです。

これらの 前置きが隠れていることを忘れてしまうと他者の言ったことが自分の世界でも絶対的なもののように思ってしまうかもしれません。

しかし、他者が言った言葉の前提には、

「その人の世界では〜」という前提がつきます。

つまり、受け取る時には、

「あなたの世界ではそうなんですね。私は世界では〜」

という、省略がされていることを思い出すと他者を尊重しつつ自分を尊重することができます。

他者の提案が魅力的ならば自分の世界でも 共通のものとして良いですが、そうでないならば 違う世界の話と捉え、自分の世界に持ち込まないことも自由です。

〇〇の世界では〜

という合言葉を意識しておくと、
人間関係で過度な影響を受けることがなくなり、より自分の選択を尊重することができるでしょう。



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