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死にたい

また今夜も希死念慮通称きしねんさんに襲われている。

皆さんは「大切なあの子が治りますように」と祈るだけでいい。そしてその後平穏な日常へと戻れる。

でも私は違う。

自分という檻に閉じ込められて出られない。
毎日焦燥感不安感絶望感鬱の水責めで睡眠もままならなかった。

ペットロスが重なった時は現実に発狂しそうだった。比喩表現ではなく本当に目がひん剥き舌がベロンと出て来て(ここで私は終わるんだ。精神病棟へ入院するんだ。迷惑かけてしまうなぁ)と思った。

寝ても覚めても地獄だった過去を引きずりながら未だに不自由な日常を何とかやり過ごし歳だけ孤独に重ねていく。


毎日不安と絶望感でいっぱい。
元彼と復縁出来なかったらどうしよう。
1人で生きるこの人生に何の意味があるのだろうか。
もし1人が2人になり3人になれたとして過去の20年分の苦しみを抱えて生きることに耐えられずに自死するのではないか。

そんな思いが脳裏をよぎる。

裸のコタツ机の上に乗ってるものを全て払いのけて、お気に入りのぬいぐるみ、しんだ犬のアルバムなどを並べ、ペンを持ち紙にしたためる。

「…この机に置いてある物を棺桶に入れてください」「大好きな父に病気を理解してもらえなくてすごく辛かったです」「大好きな両親に働けないのに『勇気を出して働け』と毎晩言われ続けて辛かったです」「私が性的加害をされた時大好きな母に犯人の味方をされて苦しかったです」「でもそれらは20年間の精神病の苦しみと比べれば些末な事でした」「もっと勉強をほどほどにしておけばストレスと寝不足で発病することもなかった」「時間を戻せたらと何度願った事でしょう」「私は自分で勝手に病気になり勝手に苦しんで今度はその苦しんだ歴史に対してもう一度苦しめられている」「そう思って来ましたが、絶対に非を認めない父を認めさせるために勉強を頑張りすぎたのでは?と言われたこともあります」「今となっては論じてもどうしようもない事です」「失った青春時代は帰ってこない」【私は20代の間1秒たりとも楽でホッとする時間がなかった】「心の中で暴れ龍が阿鼻叫喚していた」「粉々に砕け散った心はもう元には戻らない」「治ったところでそこから積めるキャリアはたかが知れてるし妊娠したくても超高リスク妊婦だ」「周りの元気な人全員に敵意持って生きるのに疲れました」「ツイッターにも私は亡くなりましたとポストお願い致します」

そんな想像をしてたくさん泣いてそしてよく寝ました。よく寝られるんです。昔の不眠症の私とは違う。それでもやっぱり過去はしつこくつきまとうのです。

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