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日経SDGsフォーラム報告(映像あり)

今朝の日本経済新聞16面に1面広告が掲載されましたが、去る1月31日に「日経SDGsフォーラム特別セミナー 会社選びの新基準 SDGs達成に向けた企業の取り組み」に登壇しました。主な対象は就活生とその保護者でしたが、ステージから見ると保護者の年齢層の聴衆が多かったような印象がありました。私は基調講演のスピーカー、およびパネルディスカッション1のコーディネーターを務めました。

上記の基調講演では2つのパネルディスカッションへの導入をしつつも、就活生向けに私の就職活動およびその後のキャリアについて話しました。就職活動をしていた時期にESGやSDGsに関心があったという点で私と当日参加していた就活生は共通しているためです。

上記のパネルディスカッション1ではESG投資について、投資家、企業、サービスプロバイダのパネリストを招き、情報開示と対話について議論を深めました。投資家が企業の情報開示を確認し、特に注目する企業と対話する姿は、就活生が企業の情報開示を確認し、説明会や面接を通して理解を深める姿と重なります。もちろん両者には大きな違いもあります。投資家が企業に魅力を感じなくなれば、資金を引き揚げれば済みます。しかし就活生の場合は自身を投資していると言え、魅力を感じなくなれば退職を選択しなければなりません。その際の心理的な影響は投資家のそれに比べるとはるかに大きいと言えます。

当日は私が非常勤講師を務める青山学院大学の学生も参加していましたが、投資家の目線、ESG/SDGsをビジネスチャンスと捉える企業の意識が勉強になったものの、自分の勉強不足も痛感したようで、さらにESG/SDGsについて理解を深めたいとの感想を持ったようです。少しでも就活生の参考になればと願うばかりです。

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