「日本はオワコンだ」とか「日本の地政学」とか「世界情勢」とか、学校の社会の授業で触れそうな話の拡張版みたいな話が好きだ。

理由はよくわからない。

強いて言うなら「理科」が苦手である。

だから正反対の「社会」を選んで、たまたま「歴史」も好きだったしで「社会」も好きになった。

学校の授業を受けなくなった今でも、そういう話は好きだったりする。

数年前、「日本はオワコンだ」みたいな話が流行った時期がある。

「失われた30年」と言われるデフレ状態、進む高齢化に生まれない子ども、「最近の若者は」と「老害」という言葉が表すように「世代間のギャップ」も広がっている。

だから、未来に希望を持っていて、「こうしたい！」というビジョンがある人は海外に出た方がいい。

なぜなら日本はオワコンだから。

そんな話。

まぁ一理あるよね。

実際に社会問題としてあるわけだし、一人一人のやれることは小さくても、各々が解決の方向を向いて協力する必要はある。

そういう厳しい現実から少しの安らぎを得たいから「外国人が日本を褒める」っていう自慰行為みたいなコンテンツもたくさん出てきた。

僕、そういうのも好きだよ。

「外国から見るとそう見えるのか」って思うからね。

ただ、そういうものに深入りし過ぎると、日本を賛美したいがあまり他国をけなすものも増えてくる。

別にそういうものの見方があるのは構わない。

だけど周りを下げたところで自分は変わってないからね。

いいところを見つけて伸ばすとか、良くないところを見て直そうとするとか、「外国から見た日本」というコンテンツはそういう風に使っていきたい。

話が逸れた。

「日本はオワコン」という話である。

ただ最近ね、「日本は復活するぞ！」みたいなコンテンツが目に付くようになってきたと思うのよ。

「オワコン」とは逆の話だよね。

まぁ中身を見ると、「他国がいろいろあって落ちぶれるんじゃね？」という予想を元に構成されている。

アメリカ大統領選挙に中国の経済不安、終わらない戦争に難民問題など、海外は海外でそれぞれいろんな問題を抱えているのだ。

だから相対的に見ると日本が浮上してくるかも？

そんな話が増えたように思う。

もうよくわからない。

「オワコン」と「復活」は正反対の主張だし、「復活する」にしても日本が今持っている問題は解決されるのだろうか。

復活したとして、その先にあるのは「大国としての責任」なんじゃないだろうか。

だとしたら、今よりもっと多くの問題を抱えることになるんじゃないだろうか。

さて、混乱してくる時間である。

こういう時はたいてい、自分が解決できる範囲外の問題について悩んでいる時である。

例えば少子化。

解決策を簡単に言えば「子どもを産むこと」である。

だけど僕は男だ。

「産むこと」が必要でも、そういう機能が僕に備わっていない。

それに、そもそも僕の子を産んでくれる女性がいないのである。

それがわかればあとは単純だ。

僕がモテればいいのである。

「少子化」というデカいくくりで見るからややこしくなるし、自分の無力感に打ちひしがれることになる。

僕が今やるべきことは、清潔感を出すこと。

髪を切り、眉毛を整え、肌をきれいに保つ。

服は自分に合うサイズを着て、ほどよく運動して体を引き締め、胸張って、ハキハキとしゃべること。

これが僕ができる少子化対策。

変に「経済が～」とか「草食化が～」とかって別問題とくっつけるから話がややこしくなる。

話をまとめると、「日本はオワコンだ」とか「日本は復活するぞ！」とか、よくわからないゆっくりがしゃべっている動画に惑わされないこと。

これらはあくまでエンタメであり、ものの見方を養う場所。

そして社会問題は個人単位でできることを考えてみる。

賃上げをしたいなら、まずは自分の稼ぎを上げること。

資格を取ったり、副業したり、最近は投資の話とかもよく聞くよね。

あとは単純に仕事を頑張るとか。

デカい社会問題は元気な時に、楽しみながら考えよう。

以上！くろだでした。

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ではまた👋