書籍紹介:武村政春『新しいウイルス入門』
イベントの案内です\(^_^)/!
4月25日、5月9日(土)21時からはエーリッヒ・フロム『自由からの逃走』の読書会を実施したいと思います!
おすすめ度4
難易度3
コロナで連日騒がしいですが、
そもそもウイルスとは何ぞ?
ウイルスはどうやって病気を引き起こすの?
ウイルスにどんな種類があるの?
という基本的なことがちゃんと分かってなかったので本書で勉強。
ウイルスって調べれば、調べるほど謎めいていることに気づく。
ウイルスは『生物学辞典』によると
「限りなく生物に近い物質とみなす」
とあるんですね。
この時点で生物に近い?、物質とみなす?と???連発です。
どうやら、ウイルスは核酸(=物質)はあるけど、
生物のセントラルドグマ(DNA→RNA→たんぱく質。知らない人は高校生物を復習してください。)を利用することでしか自己を増やせないという奇妙な性質と関係があるみたいです。
*セントラルドグマは次の動画が分かりやすかったですね。
本書を読めば、ウイルスのこの奇妙な性質とこの性質をどう使って増殖し、人間に病気をもたらすのかの基本的仕組みが分かるかと。
まあ、その基本的仕組みが分かってもウイルスの種類がなぜこんなに多様なのか、ウイルスはどこから来たのか、といった疑問が次から次へと沸いてくるんですよね。
うーん。ウイルスは難しいです。
それはさておき基本的な知識を確認する入門書としては良書かと思います。
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*過去どんな雑談会を開催したか気になる人はこちらの記事を!
教養を深める作業は中々一人でやっていてもつらいですし、分からないことも多いので一緒に楽しく学んでいきましょう!
古典などの難しい本に挑戦したい人、本について真面目に語りたい人、一緒に学ぶ仲間を見つけたい人、コツコツ教養を深める場が欲しい人etc
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