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平穏な長期金利、荒ぶる商品市況


きょうは日本の長期金利と商品市況が割と密接に関係していることがわかる記事があったので紹介するにゃ。


① 【ポジション】利上げ身構えぬ債券市場

エネルギー価格を起点とするコストプッシュ圧力の鈍化は、現状の円安による物価押し上げ効果をおおむね相殺しそうだ。「円相場や資源価格が現状にとどまるなら輸入物価の上昇率は5%程度にとどまる。日銀が物価を理由に追加利上げに追い込まれるとは考えにくい」(みずほ証券の片木氏)。日銀内でも「今の円安で物価シナリオを変える必要は感じていない」との声が聞かれる。
では、どこまで円安が進めば早期の追加利上げの可能性が高まるのか。野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは3月29日付のリポートで、金融市場の予想インフレ率であるブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)と円相場の23年以降の関係を踏まえ、BEIが日銀の物価目標である2%に達する円相場は170円と分析する。この水準に円安が進めば「2%インフレを前提とした中立的な名目金利である2%に向けて利上げしていくパスが想定できる」(後藤氏)という。

日本経済新聞

マイナス金利を解除しても微動だにしない🇯🇵の長期金利。一方で円相場では追加利上げを催促するかのような円売り攻撃が加速💨 22年に急激に円安が進行したときは世界的にあらゆるモノの値段が上がっていたよね? 今は比較的落ち着いてるから、円安でもコストプッシュ圧力は低下⤵️ 利上げしなきゃいけないほどインフレにはならないだろうと長期金利市場ではタカを括ってる感じかにゃ?
そんな凪相場とは裏腹に再び嵐が吹き荒れそうな状況が…⏬


② 【Quarterly Review】1~3月(中) 国際商品上昇、石油けん引

国際商品の総合的な値動きを示すFTSEコアコモディティーCRB指数は3月末時点で290前後と、2022年8月末以来の高値を付けた。23年末と比べた四半期ベースでは10%上昇した。

日本経済新聞

あまり実感はにゃいんだけど、年明けから原油とか商品全般上がってたんだね⤴️ しかも世界的にインフレが猛威をふるっていた22年以来の水準だというから、ちょっとびっくりにゃ🫢 また中東情勢もきな臭くなってきたし、アメリカも相変わらず強いし、ちょっとまたその辺注意しといたほうがいいかもですにゃ😾

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