自分に自信を持てなくて悩んでいるなら・・・・ファッションバイヤーMB『幸服論』


「自分に自信が持てない・・・」
「今の自分を大きく変えたい・・・」
「あの人のことをどうにか振り向かせたい・・・」


そう悩んだら。

ファッションバイヤーMB『幸服論』


そう、今回は服・ファッションのお話。


「何だ、ファッションの話かよ」
「どうせ、おしゃれな人向けでしょ? そういうのよくわかんないし」
「たかが服でしょ? そんなんで悩み解決するかよ」


そう思った方もいるのではないでしょうか。
でも大丈夫。

この本は、ただの「服」の話でもなければ、いわゆる「おしゃれ」な人に向けられた本でもありません


おしゃれってよくわからなくて、
自分にどこか自信を持てない人に向けられて書かれた本なのです。


もし、あなたがおしゃれに興味なくて、「たかが服」と思っているなら、ぜひこの本を。

一度読めば、服への考え方が変わります


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1. 見た目が変われば「自信」になる


著者のMB氏は、ファッション業界の中では異質な存在と言えるでしょう。
一番の凄さは、おしゃれでない人へ向けて活動をしているところ。

これまで「雑誌」やお店など、多くのファッション関係のことは「おしゃれ」な人へ向けられていました。
「おしゃれじゃなければ、別に買わなくても良いよ」といった具合に。

それを、「おしゃれでない人」へ向けて、
わかりやすく「おしゃれってどういうこと」かをカンタンに説明したのです。

それがMB氏の提案する「ドレスとカジュアルのバランスを7:3にする」という理論。


日本人男性の多くが好むアメカジ。
それは、アメリカのカジュアルな文化で、ともするとやや子どもっぽい印象になってしまいます。


しかし、一般的な「かっこよさ」は「大人っぽい」ということではないか、というのが根拠にあって。
じゃあ、「大人っぽく」なるにはどうするかというと、「ドレス」つまり「スーツ」の要素を取り入れると、とたんにサマになってくる、というものです。


それを実践するとどうなるのか。
それは、「自信」につながる、と。

たとえば、上下スエット、サンダルで、意中の人とディナーのデートに行けますか?

ちょっと難しいですよね。
同じように、上下スエットで、大切なビジネスの商談に行くということもないはず。

また逆に、こどもと公園で遊ぶのに、ばっちりスーツを着ていく人もいないですよね。

服は自分の自信になります。

「こんな自分でいいのだろうか」
「なんだか場違いじゃないのか」
など、臆することがなくなるのです。


そうして「自信」を持てるとどうなるのか

たとえば、普段出ない街に出ようと思うかもしれない。
好きだった人をデートに誘おうと思うかもしれない。
新しいことに挑戦してみるかもしれない。


そうして、行動を変えることができるのがファッションの力だと。
今すぐに、しかも確実に行動を変えられる。
そうした力があるのだとMB氏は言います。


2.外見を整えるには?

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外見が変われば、中身も変わるというのがMB氏のお話。
先に見てきたとおりです。

では、実際にどうすれば「外見が整う」のか。

まずは先ほど述べた「ドレスとカジュアルのバランス」を整えるのが基本だといいます。
服は、「デザイン」「シルエット」「素材・色」で大きく構成されています。
スーツで使う要素を、コーディネート全体の7割にし、3割を普段着の要素にする。
それがざっくりした「ドレスとカジュアルのバランス」です。

これが外見を整えるのに、一番重要な理論だというのですが、実はこの理論以上に大事なことがある、と。
それは「姿見」を買うこと。

今、家に全身を写せる鏡をもっているでしょうか?

持っていないという方は、服を買うよりもまず先に全身が写る「姿見」を買うことが第一歩だと言います。


3.思考が変われば、行動が変わる

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行動を変える力があるのがファッションだと先ほど言いました。


今回の場合でいうと、まず着ている服が変わって自信がついた
すると、自分だけではなく、人が着ている服を見れるようになって、人の服を褒めることができるようになった

それはちゃんと人のことを見て、良いところを発見できるようになったということ。
ネットを開けば、人をけなすような言葉ばかり。
それって実は一側面しかみていないことですよね。

でも、ほめるというのは相手の心に寄り添うこと
自分の価値観を振りかざしたり、自分目線で関わることではありません。


ファッションは、手段であって目的ではないと本書の中で言われています。


そう、つまり服を選び外見を整えることは「おしゃれになる」こと自体がゴールではないのです。

そうではなく、「他人のために何ができるのか」を考えるきっかけになる。

これは仕事もプライベートも一緒。
相手のために自分が何をしたらいいだろう、
どんな価値を提供できるだろう。

それを小手先で考えるのではなく、ちゃんと真摯に向き合う。

そういう本来のコミュニケーションに立ち向かわせてくれるのが、ファッションの、外見を整えることの一つの意義だと。


高い服はいりません。
まずはユニクロやGUでいいのです。

理論を知って、見た目も中身も変えてみませんか?


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