くわくわ@ジニー

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くわくわ@ジニー

CHAGE&ASKAを中心にアニメ、声優、ゲーム、マンガ、スポーツ、アイドルなど幅広く興味を持つメガネ男子。gooブログでは不定期でいろんなアーティストの歌詞解析もしてます。 https://blog.goo.ne.jp/kuwakuwa26

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  • 読書感想まとめマガジン

    色んな本を読んで感じたこと書いてます。ある意味備忘録。

  • ASKAのアルバムBreath of Blessの歌詞考察

    ASKAの歌詞に感銘を受けた一人の男が、1年かけてアルバム1曲分の歌詞考察をしてみました。 色んな解釈がある中の一つとして読んでもらえたら嬉しいです。

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はじめまして、ジニーと申します

はじめまして、ジニーと申します。 gooブログの方で、約15年ほどひっそりポツポツと思ったことを書き綴ってきて参りましたが、縁があってnoteにも投稿するようになりました。 まだしばらくは使い分けていこうかと思っていますが、特性を生かして、貸しの解析や読書感想はnoteを中心にアップしていこうかななんて考えています。 どうぞ、よろしくお願いします!

    • 歌野晶午 『密室殺人ゲーム王手飛車取り』 読書感想

      こんばんは、ジニーです。 今回は歌野晶午さんの「密室殺人ゲーム王手飛車取り」です。 歌野晶午さんといえば「葉桜の咲く季節に君を想うということ」が一番知られてると思いますが、その作品を読んでいる頃から本作は気になっていました。 ■読み手を選ぶハードな設定もちろん内容がだいぶハードなのは知ってましたが、なかなかに嫌な設定でしたね。 本作はネット上で繰り広げられるリアル推理ゲームが設定となっています。 つまり顔も名前も何も知らない4人が交代で出題者となり問題を出すのですが、リ

      • 若竹七海 「さよならの手口」 読書感想

        こんにちは、ジニーです。 今回の読書感想は、大好き若竹七海さんの「葉村晶シリーズ」です。 シリーズ4作目(暗い越流を入れると5作目かな)にあたる「さよならの手口」です。 前回の長編だった「悪いうさぎ」から13年ぶりの長編。 そのためか、いろんな要素がてんこ盛りに盛り込まれた感じの作品です。 ■主人公はハードラックな女探偵主人公「葉村晶」は女探偵。 クールでニヒルで口が悪く、納得いくまで真相を追求するため何かにつけてトラブルに巻き込まれる体質であり、ケガも絶えない性分です

        • 米澤穂信 『氷菓』 読書感想

          こんにちは、ジニーです。 暖かくなってきたかと思ったら、また寒くなってきましたね。 風邪などひかないように普段から気をつけていきたいですね。 今回の読書感想は米澤穂信さんの「氷菓」です。 これまで米澤さんの作品は「満願」や「儚い羊たちの晩餐」など、なかなか重めの、いわゆるイヤミス系が多かったのですが今作はアニメ化もされたポップな作品です。 ■作品の簡単な紹介舞台は岐阜県の高校。 神山高校という学校に通う、折木奉太郎(オレキホウタロウ)が主人公です。 はるか遠い異国の地

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          瀬尾まいこ 『おしまいのデート』 読書感想

          こんにちは、ジニーです。 今回は瀬尾まいこさん。 なんだか昨年は重たいミステリーを読むことが多かったし、仕事も忙しかったので、合間合間で癒し系の瀬尾さんをよく読んでいました。 ■簡単な作品紹介今回の作品は「おしまいのデート」です。 タイトルの通り、いろんなデートの形をまとめた短編集。 中学3年生の少女と、離婚した両親の父親側のソフトのデートを綴った 表題作である「おしまいのデート」。 不良だった元生徒と教師のデート、「ランクアップ丼」。 同じ学年の二人の男子生徒のデート、

          瀬尾まいこ 『おしまいのデート』 読書感想

          道尾秀介 『いけない』 読書感想

          こんにちは、ジニーです。 寒い冬でも読書は続けております。 読書の冬ですね。 今回紹介するのは、道尾秀介さんの「いけない」。 これもまた文庫化を待っていた小説です。 タイトルがキャッチーですよね、「いけない」、非常にシンプルに不穏な感じが伝わってきます。 ■著者からの「ルール」が与えられている小説本作では著者から簡単な「ルール」が与えられています。 背表紙から引用しますと、 ①まずは各章の物語をおたのしみください ②各章の最終ページには、ある写真が挿入されています ③

          道尾秀介 『いけない』 読書感想

          今村昌弘 『魔眼の匣の殺人』 読書感想

          こんんちは、ジニーです。 だいぶ溜め込んでしまった読書感想。 年末年始でできるだけ更新していきます。 まずは、今村昌弘さんの「魔眼の匣の殺人」。 ずっとずっと文庫化されるのを持っていた作品の一つです。 この作品は、今村昌弘さんのデビュー作でもある「屍人荘の殺人」の続編である本作。 葉村 譲(はむらゆずる)と剣崎 比留子(けんざきひるこ)の二人を主人公にしたバディ系の探偵ものミステリです。 前作の感想はこちらから読んでいただけると嬉しいです。 ■作品の簡単な説明「屍人

          今村昌弘 『魔眼の匣の殺人』 読書感想

          瀬尾まいこ 『優しい音楽』 読書感想

          こんばんは、ジニーです。 今回感想を書くのは、瀬尾まいこさんの「優しい音楽」です。 ミステリー好きの僕にとってのオアシスのような作家さんの一人、瀬尾まいこさん。 このところミステリーが続ていたので、そろそろ瀬尾さんが恋しくなり手に取りました。 ■簡単に作品紹介本作は、短編集。 3つの話が収録されているのですが、いずれも人と人との関係性にテーマをしています。 しかしここは瀬尾さんです、一筋縄にはいかない設定がそれぞれの話に組み込まれています。 それは例えば、電車で乗り合わせ

          瀬尾まいこ 『優しい音楽』 読書感想

          今村昌弘 『屍人荘の殺人』 読書感想

          こんばんは、ジニーです。 今回は、今村昌弘の「屍人荘の殺人」。 2017年に発表された本作。 今村昌弘のデビュー作でありながら、第27回鮎川哲也賞をはじめ、各賞を総ナメ。新人ながら、綾辻行人や有栖川有栖を唸らせるなど、嫌が応にも気になってしまう作品でした。 僕は基本的に文庫本しか読まないので、ハードカバーは読みません。 ここ最近、こんなにも文庫本化を待ち望んだ本は本作くらいでしょうか。 そんなことを考えて幾数日過ぎたのち、ふと立ち寄った本屋で文庫本化され発売されているの

          今村昌弘 『屍人荘の殺人』 読書感想

          米澤穂信 「儚い羊たちの祝宴」読書感想

          こんにちは、ジニーです。 ずいぶん久しぶりの更新となってしまいました。 読書感想の時間です。 今回読んだのは米澤穂信さんの「儚い羊たちの祝宴」です。 以前、「満願」を読んで感想を書きましたが、今回も米澤さんの持つ独特なおどろおどろしたものが満載の作品でした。 ■「儚い羊たちの祝宴」はどんな本?今作、「儚い羊たちの祝宴」も短編集となります。 物語は全部で5つ。 ・身内に不幸がありまして ・北の館の罪人 ・山荘秘聞 ・玉野五十鈴の誉れ ・儚い羊たちの晩餐 それぞれの物語は

          米澤穂信 「儚い羊たちの祝宴」読書感想

          知念 実希人 「屋上のテロリスト」 読書感想

          こんにちは、ジニーです。 ちょっと間が空いてしまいましたが、10月最後の読書感想です。 今回は知念 実希人さんの「屋上のテロリスト」を読みました。 知念実希人さんと言えば、「仮面病棟」が映画化されたときに知りましたが実際に作品を読むのは初めてでした。 ちなみに、知念実希人さんの作品としてこの本を見つけたのではなく、カバーに目を引かれて、それが知念実希人さんの作品だったというパターンです。 いわゆるジャケ買いですね。 ■本作はどんな小説?本作は今の日本のパラレルワールドの

          知念 実希人 「屋上のテロリスト」 読書感想

          有川浩 「三匹のおっさん」 読書感想

          こんにちは、ジニーです。 今回読んだのは有川浩さんの「三匹のおっさん」です。 有川さんと言えば「阪急電車」や「図書館戦争」など、エンタメ要素の強い面白い小説を書く作家さんというイメージが僕にはありまして、今回の「三匹のおっさん」というタイトルからも何やら面白そうな雰囲気が漂ってきますね。 ■物語のあらすじと登場人物の紹介主人公は還暦を迎えた3人のおじい・・・もといおじさん。 還暦くらいでジジイ扱いされるのは我慢ならんと、幼少期からの悪ガキ3人組だったこの3人が町内の自警団

          有川浩 「三匹のおっさん」 読書感想

          横山秀夫 『半落ち』 読書感想

          こんにちは、ジニーです。 朝夕、ずいぶんと涼しくなってきましたね。 まさに「読書の秋」という感じですね。 今まで以上に読書の時間を作っていきたいですね。 今日、感想を書くのは横山秀夫さんの「半落ち」です。 以前映画化もして、その映画は第28回日本アカデミー賞最優秀作品賞も受賞しているようですね。 「半落ち」というタイトル自体はずっとしていましたが、ちゃんと読むのは初めてでした。 ■簡単なあらすじ現職警察官・梶総一郎、彼はある日自首します。 「妻を殺しました」。 動機に

          横山秀夫 『半落ち』 読書感想

          荻原浩 「誘拐ラプソディー」 読了

          こんにちは、ジニーです。 9月に入りましたね。 台風が猛威を振るいそうな感じとなっていますが、愛知県は今のところ快晴です。 さて、読書感想を書いていきましょう。 今回は、荻原浩さんの「誘拐ラプソディー」です。 以前からいくつか荻原さんの作品は読んでいますが、ずっと気になっていた作品。 タイトルの面白さもそうですが、表紙の絵の哀愁というか、何とも言えない感じに興味をひかれていました。 ■簡単な物語の紹介物語の主人公は伊達秀吉という金もなければ結婚もしていない、しがない3

          荻原浩 「誘拐ラプソディー」 読了

          新潮社ストーリーセラー編集部編 「Story Seller」 読書感想

          こんにちは、ジニーです。 今回の読書感想は、新潮社ストーリーセラー編集部編の「Story Seller」です。 この新潮社ストーリーセラー編集部編というのは、新潮社の作品を書く著者ごとにアンソロジー的にまとめたもので、「小説新潮別冊」を単行本化したものです。 本作はその第一弾。 集められた作家さんも超豪華です。 ■収録された作家さんと作品伊坂幸太郎 「首折り男の周辺」 近藤史恵  「プロトンの中の孤独」 有川浩   「ストーリー・セラー」 米澤穂信  「玉野五十鈴の誉れ

          新潮社ストーリーセラー編集部編 「Story Seller」 読書感想

          北村 薫 『空飛ぶ馬』 読書感想

          こんにちは、ジニーです。 今回の読書感想は、北村薫さんの「空飛ぶ馬」です。 ミステリーを読みたいといろんなサイトでおすすめの作品を探していたら、人の死なないミステリーとして紹介されていて気になったのがきっかけです。 ■本作の簡単な紹介この作品の主人公は女子大生と落語家の二人です。 女子大生の日常の中で起こる、不可思議な出来事を落語家の「円紫さん」が解いていくというストーリーです。 全部で5つのストーリーからなる短編集で、先ほど述べた通り人が死ぬことのないミステリーです。

          北村 薫 『空飛ぶ馬』 読書感想