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ロケットストーブで焼いた天然酵母パンで朝食を

薪熱で焼いたパン。大好きです。でも、自宅に石窯を設置したり、高価な薪ストーブも買えない。諦める必要はありません。誰でも作れる木の枝が燃料の缶型ロケットストーブなら、持ち運びできて手軽に焼けるんです。

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用途にあわせて作ったロケットストーブです。中央の緑の缶の部分がストーブ本体(←鍬人くん2号)で、上に乗ってるのが「ノブヒェン窯」を僕なりに改良したオーブン窯です。この中に「ノブヒェン窯」でいうところの生地皿に生地を置いて、インナーをかぶせて密閉状態にし、そのセットを窯に入れて焼いてます。因みに右の二段のは、長い枝を使える浴室暖房用の鍬人くん3号の試作機で、目標の継続燃焼30分間をクリアしたので浴室で近々実験してみようかと。左のは鍬人くん4号。鍬人くん2号とは異なる構造で、サイドテーブルを接続できます。サイドテーブルを通って排気するので燃やし続けると、サイドテーブル上部もけっこう熱くなります。鍬人くん5号案がでたので、試作開始予定です。一斗缶1個のコンパクトながら、煮炊き&焚き火用の多機能型ロケットストーブです。

パン焼きの話に戻ります。一般的なノブヒェン窯だと25~30分ほどかかり、ちょっとした風でも焼きにくくなりますが、この窯だと強風時でも焼けるし、そうでないときは15分くらいで焼き上がります←ちょっと自慢(笑)。でも、今朝は枝が湿ってたのか、

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焼き色が・・・。発酵は順調だったのですが。調子が良いときは、

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こんがりと焼けます。クープエッジの焼け具合がたまらんのです♪

缶型ロケットストーブは安い費用で、溶接など高度な技術がなくても作れます。溶接は、僕もできません。できるようになりたいとおもったこともありますが、話を聞くと修得するにはハードルが高そうで、それなら気の合うプロを探して連携するほうがいい。職人が普通に暮らせる社会が望ましく、豊かな国とはそういうことだとおもいます。それに、やりたいことが多すぎて(笑)

ロケットストーブ製作で一つだけ、難点があります。ステンレス製直管(←薪ストーブのダクト部品)の切断作業は、電動工具がないとかなり苦戦します。できなくはないのですが。でも昨日、閃きました。電動工具がなくても作れて、同じように機能するはずです。近いうちに試作してみるつもり。この暮らしを、天然酵母パンの焼きたてが食卓にのぼる暮らしを広めたいので!

天然酵母パンにかかせない酵母。おこすのが難しいとおもわれてるかもしれませんが、それは「おもいこみ」です。食べてみたい!好奇心をお持ちなら、難しくはありません。スイッチ一つでできるものではありませんので、最初は失敗するかもしれません。でも、何度やっても失敗するってことはないとおもいますのでぜひ、トライしてみてください。

ロケットストーブ教室やパン教室を再開したいと願ってますが、まだその状況ではないようでしばらくお預けしてます。noteのサークルで始めてみようか?と考えてます。因みに僕はなるべく簡単に&洗い物を少なく!をモットーに、生地を仕込んで捏ねずに生地をまとめて室温や保冷発酵して、頃合いを見計らって成形して焼く。それだけです。

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今朝も、ふふっ♪ #ロケストパン

山の恵みを日々の暮らしで活用しなくなった現代。木や枝など山の恵みを燃料に活かす暮らしを広めたい❗ サポートいただけましたら幸いです。山での活動費にあてさせていただきます🎵