【親】

親に感謝をとよく言われるが、実際のところどれだけの人が親に感謝を伝えられているのだろうか。
事実、ぼくもできていないと思うし、もっとできると思いながら毎日生活をしている。

親がすごいと気付いたのがまず遅かった。
大学で一人暮らしを始めてからだった。
毎日家事に追われて、というか毎日サボって何度もシンクを腐らせた。洗濯も遅くて何度も洗濯機を満杯にした。

本当にありがたいことに、家賃は払ってもらえて、その他光熱費とかは自分で払わないといけなくて、仕送りもなかったから、自分ではちゃめちゃにバイトした。

京都のど真ん中のカフェで1日12時間くらい働いて、250時間くらい一月で働いた。
それで月19万8000円。

ドン引きした。

一月ほとんどバイトに費やして、こんな給料じゃあ家族5人なんて養えない。
父の給料はたまたま見たことがあるけど、その凄さに驚いた。

考え方を完全に変えて、お金で経験を買うようにした。
サークルで部長をしたり、旅行に行ったり、勉強の参考書を買ったり…

今思えば、もっと計画的に色んなことをやれば良かったけど、まあ仕方ない。これがぼくだし、今に生きてる。

そんなこんなで親の忠告も無視して、新卒の会社を決めて、でもすごく応援してくれて、結局転職して、また喜んでくれて、またすぐ半年で転職する事になった。

辞める日まで親に言えなかったけど、話したらまた応援してくれた。
なんなんだこの人たちは。

ぼくが見せる弱いところを強さに変えてくれる。
どんな決断もそれで良かったと言ってくれる。

ありがたい事に、こんな話をできる友だちがたくさんいて、自殺とか考えなくて済んでいるけど、うちの親は完全に最後のセーフティネットになって絡めとってくれる。

そんな親は今愛知の田舎で90過ぎのおじいちゃんと3人で暮らしている。

次は親のセーフティネットになれるように圧倒的な力をつけたい。
困ってる知らない人も、助けてくれた友人も全て救える最強の力だ。

まずは筋トレしよう。

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