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【日記】8月21日〜8月26日

8月21日
またしても上司がお休み。ご家族で高熱が出た方がいて、本人も風邪っぽいとのこと。先週末の時点で"月曜日大丈夫かな…"と心配していたのが現実になった格好。その後、ご家族の一人がコロナ陽性と診断されたという連絡が入った。

月曜日から慌ただしく過ぎていく日。酷暑もあって夕方になる頃には全員グッタリ。小1時間の残業となる。

8月22日
引き続き上司はお休み。少ない人数で慌ただしく動き回る。前日より早めに終わるもヘトヘトになる。

夜、奥田民生の初期シングルを聴き漁る。
「愛のために」と「コーヒー」はシングルとアルバムでマスタリングが異なると最近知ったので聴き比べてみると、どちらもシングルは高音がスコーンと抜けるような音像。それに対してアルバムは中低音に音の中心を寄せた厚みのある音像、という印象。奥田民生の音楽を聴き始めた頃は中学生だったのでお金もなく、アルバムよりシングルを良く聴いていた。だからシングルの音を聴くと妙に懐かしい気持ちになるのだと分かった。

8月23日
上司に加えて別部署の方も体調を崩して休み。さらなる最少人数で何とか食い止まる。夕方には派遣さんと「最悪揃って倒れよう」と言い合う程に疲れ切る。
明日は入荷量多め。果たしてどうなるのか。

8月24日
しばらく休んでいた上司と前日お休みだった方が復帰。ホッとするのも束の間、大量の商品が入荷して溢れかえる。
そんな中、明らかに江戸川乱歩がタイムスリップしたみたいな人がトラックに乗ってやってきたので本好きの派遣さんに「あの人、江戸川乱歩っぽくないすか?」って聞いたら同意してくれて嬉しかった。

昼に大食いの後輩とたまに行くお店で昼食を取っていると、後輩と店主がギャンブルの話で盛り上がっていた。ギャンブルには全く明るくないので「へええ…」と答えるのみ。

夜、トーキング・ヘッズ「スピーキング・イン・タングス」DVD-Audio盤を聴く。

8月25日
今週一番の酷暑日。週の終わりで疲れ切った身体にはとても辛い。
上司が土曜日当番なので仕事を少しだけ残したままほぼ定時に終わる。長い1週間だった。帰る途中、仲の良い音楽好きの配送担当さんへカタカナのYouTube動画を何個か送る。
地元に着くと数年ぶりに大規模なお祭りが開催されていた。思わず井上陽水の「夏まつり」を思い出す。

カントリーミュージックで好きな歌があってメロディは浮かぶのに曲のタイトルが思い出せずに一人で悶々とする。スマホで検索しまくって漸く思い出す。ウェブ・ピアースという歌手の「ゼア・スタンズ・ザ・グラス」という歌だった。アメリカの少し切ない酒飲みソング。

8月26日
休養日。
昼に醤油ラーメンを食べてから昼寝。目覚めて駅前に行く。夏祭りもあって駅の周辺は大混雑していた。いつものレコード店に行って取り置きしていたマイルス・デイヴィスのレコードを2枚引き取る。

マイルス・デイヴィス「ウォーキン」を聴きながら、群ようこ「またたび読書録」を読む。

夜、「Red Hot + Blue」DVDを見る。作曲家コール・ポーターのカヴァー集。

8月27日
夜中に目が覚めて「24時間テレビ」を2年連続で見る。"たらこ・たらこ・たらこ"が凄いのはキグルミじゃなくて上野耕路さんが作り出したメロディだろ。などと悪態をつきつつ。

「強風オールバック」にハマって朝から何回も聴く。ボカロはあまり好きじゃないけど、この曲のキャッチーさは凄いと思う。何よりアニメが秀逸。

映画「トゥルー・ストーリーズ」を見る。何年ぶりかに見ながら"何も起こらない映画"という印象を改めて持った。強い結婚願望を持つルイスが意外な女性と結婚するというオチが一応あるけれど、それ以外は"バージル"という架空の街に住む人々の暮らしぶりを淡々と描いていくのみ。でも登場する人がみんな愛らしいキャラで、この映画を好きになるか嫌いになるかは登場人物を愛せるかどうかだと思う。個人的にラストの少女が長い長い一本道を歩いていく場面がとても好きだ。

夜、スピッツ「三日月ロック」を聴く。

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