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📓【道徳】たった30秒で描いた絵が30万円のワケ

ついにたどり着いた金曜日!!

とは言っても、
筆者は明日も勤務!😭

週末を迎える方々は、
日頃の自分の苦労をゆっくりと労ってあげてください。


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


昔のフランスのとあるレストランでの話。

そのお店では、
芸術家であるピカソが来ていました。

既に世に認められていたピカソ。

それを見かねて、
ホールスタッフがピカソに、

「わたしの似顔絵をかいてくれ」

と頼みます。

それをピカソは30秒で描き上げました。

そして、代金を請求。
その額なんと30万円

ホールスタッフは言います。

「たった30秒で30万円は高すぎる」

さて、ピカソは何と答えたでしょうか。

これがこの道徳の導入部です。

人は、
世で活躍している人を見て、

「いいな~あの人は才能があって」

と言います。

そういったことを言う人は、
往々にして、
その人が何をやってきたのかという「裏側」を見ようとしません。

世の中には、
当然生まれたときから差があります。

遺伝的な要素もあります。

どの国、どの時代に生まれたのかも運でしょう。

ただ、
よっぽどの大天才ではない限り、
努力なくして一角の人物になるのは難しい。

努力にも色々あります。

継続する努力。
何に努力すればよいのかを考える努力。
自分の得意が何かを探し続ける努力。

「努力」という言葉はふさわしくないかもしれませんが、便宜上、そう表記させてください。

この道徳授業で受け取るメッセージは人それぞれ。

あなたが何を感じるのか。
それはあなた次第です。

そして、冒頭のピカソは、
ホールスタッフに何と答えたのでしょうか。

是非、楽しんで行ってください。


事例1 手塚治虫

ここからは、3人の事例を紹介します。

その3人の世間から見たら輝かしい活躍。

その裏側で何をやっていたのか。

そして、
そこから何を受け取るかのかを、
ぜひ、あなた自身で考えてみてください。

最初の人物は、手塚治虫

火の鳥、ブラックジャック、鉄腕アトム。

後世に伝わる数々の伝説の漫画を残した誰もが知る漫画家です。

さて、その手塚治虫。

現役時代は、
一体どれぐらいの漫画を描いていたのでしょうか。

ONE PIECEの作者、
尾田栄一郎さんは1週間に19ページの原稿を描きます。

一方、手塚治虫はどうだったか。
・・・なんと140ページです。

如何に驚異的なスピードで描いていたかが分かるのではないでしょうか。

他にも手塚治虫が多くの尊敬を集めている実績に以下のようなものがあります。

1つの作品を描くだけでも、
数年の月日が必要なはず。

現代では、
代表作が10作ある漫画家は極めてレアです。

つまり、手塚治虫は、
幾つもの作品を同時並行で、
描き続けていたのでしょう。

その手塚さんは、
このような言葉を残しています。

そんな手塚治虫がとあるテレビ番組で、
その場で漫画を描いてみるというシーンがありました。

リボンの騎士のキャラクターを、
ホワイトボードに描く。

一体どれぐらいの時間がかかったでしょうか。

それは何と1分です。

1分で1つのキャラクターを描くには、
15万枚以上の原稿を描いてきたという積み上げがあった。

だからこそ、
外から見たら、
まるで魔法のような力に映っていたのです。

さて、
このことを漢字二文字で言い表すと何と言えるでしょうか。

あなたも、自分が思った言葉を入れてみてください。

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