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A Rehearsal for Not Knowing

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An act of giving

An act of giving

2020年8月26日7月に新宿駅西口で出会ったホームレスのKさん達に会いに行こうと思いながら、再び訪れたのは1ヶ月すぎた後になった。その間、私は大学院の課題を提出し、まとまった時間ができた。彼らに会いに行くことを忘れていたわけではなく、連日の暑さで行くのを躊躇していたから。

西口を出るとすぐ、Sさんの詩が路上に並べてあった。大きなテディベアが置いてあるけれどSさんの姿はなかった。もう少し歩き、前

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西新宿は今日も雨です その2

西新宿は今日も雨です その2

2020年7月15日 続き自分で強く理由を持たないと、自己検閲に逆らって行動するのは難しいと思う。なんで私は新宿西口のホームレスに会いに行きたいのか。彼らに自分の思いも自然に伝えつつどう話しかけるか、セリフを書き実際に演技して、スマホでビデオ撮影した。全部で3テイク撮った。1回目はどもってばかりで不審者のようだった。3回目になるとなんだか親切そうな人に聞こえてきた。それでようやく、新宿駅西口へ向か

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Notes on Overground / 2020.2.14

Notes on Overground / 2020.2.14

2020年1月私は一人でモロッコに旅行に出かけた。フェズの市場で誰にでもお茶を配る老人を見かけた。彼はお金を受け取らない。ただその場を通り過ぎる人にひとときのもてなしを無償で行っているのだ。もちろんそこにはイスラムの教えが深くあった上での行動である。私は特定の宗教の信者ではないが、そこに一つのユートピア的、人間関係のあり方を見たような気持ちになった。

ロンドンオーバーグラウンドで似たようなことが

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Notes on Overground ❶

Notes on Overground ❶

「オーバグラウンドでお金を恵んでほしいとホームレス に頼まれた時、偶然乗り合わせた乗客はどのように応対することができるのだろうか。」

オーバーグラウンドで出会うホームレス や、周りの乗客、リサーチャーである自分自身の観察記録。

*LONDON OVERGROUND: グレーターロンドン市内と近郊都市を結ぶ鉄道。

2020年1月24日

夕方、大学から帰宅する途中のオーバーグラウンドでの出来事

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ロンドンとホームレス / 居心地の悪さが教えてくれること。

ロンドンとホームレス / 居心地の悪さが教えてくれること。

この記事では私がプロジェクト『A Rehearsal fo Not Knowing』(日本語名はとりあえず「分からなさへの没入のためのリハーサル」としておく) を始めるに至った経緯について書きたいと思う。

キーワード他者 ホームレス  贈与 発話行為 身体行為 関与観察

A Rehearsal for Not Knowing リサーチプロジェクトこのプロジェクトでは、ロンドンと東京でたまたま出

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今日も西新宿は雨です その1

今日も西新宿は雨です その1

特別給付金の10万円を受け取った。どう使おうか考えていたらふと、ホームレスの人達は果たして受け取れているのか、気になり始めた。インターネットで調べてもイマイチわからない。やっぱり住民票がどこにあるかわかっていて、身分証があれば大丈夫だがそれがネックになるホームレスもいるらしい。世帯主である父親から渡された10万を見つめながら、本当にお金が必要な人に届かないなんて理不尽だけど、果たしてどうなんだろう

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