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第二の人生を歩むランドセルに拍手!

昨日の新聞によると、
日本で役目を終えたランドセルがリユース(再利用)され、アフガニスタンなどの発展途上国で、現地の子どもたちと「第二の人生」を歩むそうだ。
(『ランドセル 海渡り 第二の人生』2024年2月7日 読売新聞 夕刊)

これは、素晴らしい取り組みだと思う。
またリユースされて海外の子どもたちに喜んで使ってもらえたら、ランドセルも嬉しいに違いない。

しかし、ランドセルの旅は長い。
寄付に賛同するランドセルメーカーが検品をし、その後、船でパキスタンに運ばれ、更にトラックに積み替えられてアフガニスタンへ。長い旅を経て、小学校に到着したら、そこで初めて子どもたちに寄贈されるのだ。新聞の写真には、ランドセルを手にした子どもたちの幸せそうな表情が、とても印象的だ。

一方で、現地では小学校の校舎がなかったり、破壊されたりして、「青空教室」で授業を受けることも多いとのこと。そのため、机の代わりにランドセルが利用され、ランドセルの上にノートを広げて書くなどしても使っているそうだ。こんな使い方もあるんだなあ・・・
教室に「机と椅子」が当たり前にある日本にいては、ちょっと想像できない。

また、アフガニスタンでは、女子の教育は小学校までしか認められていない。こんなことが許されていいはずがない。教育は、人生を開く鍵。男女平等に教育が受けられてこそ、新しい未来も輝く。
そのためにも日本のランドセルが、子どもたちの夢を、希望を今後もしっかり支えていかなければ。このランドセルにも拍手!

そして、困難な状況下に生きる子どもたちも学ぶ気持ちを持ち続けて、一歩一歩確実に、自分の思う人生を歩んでいってほしいと強く願っている。







#生活 #アフガニスタン #ランドセル #寄付 #人生 #夢 #日本語教師 #教育 #SDGsへの向き合い方 #今こんな気分 #リユース


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