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とてもひょんなことで「あやとり」に 一瞬でハマった私

海外ルーツの中学生への日本語取り出し授業で、面白い教材に出合うことがある。

取り上げた読解教材の本文に、例として「あやとり」が挙げられていた。

あやとり!

なんてなつかしい言葉。
最近、「あやとり」なんぞしたこともない。それに近所の子どもたちが「あやとり」している姿なんかも、全く見ない。

そもそも、最近の子どもたちは、「あやとり」を知っているのだろうか?ひょっとしたら・・・やったことはおろか、見たこともない子どもたちも多い・・・ような気がする。

そうこう言う私も、成人した我が子が幼かったときに、一緒に遊んで以来だ。試しに、たまたま家にあった毛糸でやってみる。・・・おお。体というか、指が覚えていて、川、凧、ダイヤモンドなどがスルリとできたのは、自分でも驚きだ。

そうそう、あの頃、子どもらにねだられて一緒にやり方を覚えたんだった。少し子どもらが大きくなると、順番に取り合って、面白い形をいろいろ作り出していたなあ・・・

教材の中に「かもめ」と呼ばれる「あやとり」が、紹介されていた。これは私も初めて見るものだ。やったことないな。どうしよう・・・と思っていたら、うまい具合に動画を発見。



この懇切丁寧な動画に合わせてやってみた。・・・が、うまくできない。どこかで、やり間違えているのだけど、自分でどこかわからないから困難極まりない。

それでも、やっているととても楽しい。何だか無心になれる。それに雑念とか、悩みとかも吹き飛ぶ感じがする。

一本のひもで様々なものができるのは、とても魅力的だ。そして、造形物(と言ってもいいのかな?)の多さに、「あやとり」の奥深ささえ感じる。

昔の遊びって最高!素朴であっても頭、指先を使う。立体感覚や芸術的なセンスも養われるようにも思う。

昔の子どもたちも、夢中でやっていたんだろうな。笑い声が聞こえるようだ。

私も「かもめ」や「うさぎ」(今年はうさぎ年だから)も、ぜひ制覇してみたいと決心。必ず、マスターするぞ!

昔遊び、最高!
あやとり、お見事!

・・・と、心から賞賛するとともに、ひょんなことで「あやとり」と再会できて、ちょっとスキップしたい心境の私だ。







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