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神話篇|創造主の創世神話|ダイナミックなシーンが目の前に...【新人読書日記/毎日20頁を】(17)

「ブッシュマンの民話」、21-40頁、読了です。

相変わらず素行不良の神様が、今回は木に化けて、人々が木の枝にかけて乾かしている肉を盗んでしまいました。その後、そのことがバレて、人間に追いかけられ、火にまかれて、ジタバタしている間に、全ての動物を創り出したという…創世神話です…

話の内容は少し「あれ?」と思われるところもありますが、語りにリズム感があり、まるで人間と神の戦い合うダイナミックなシーンが目の前で展開しているような、面白さを感じます。

少し興味深かったのは、神様が妻である冷たい月と結合して人間と動物をたくさん生み出したという説です。例えば中国では、人間は太陽の子だとよく言われていますが、人が「月の子」だと考えたらなんかすごくロマンチックなイメージになりました。ブッシュマン世界の太陽はやはり熱すぎて、近づくのが無理というわけでしょうか。


🐈‍⬛今日もお読みいただき、ありがとうございます。

創世神話といえば、地域により、色々ありますよね。本当の生命の由来はどうなんでしょう?次の本は詳しく紹介しています。

ビッグバンによる宇宙の創生から,太陽系の誕生,地球の進化,人類文明の台頭に至るまでの137億年の地球の歩みを辿る壮大な物語が語られています。おすすめです。



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