準新幹線は鹿児島こそ必要
国土交通省が幹線鉄道ネットワーク等のあり方に関する調査令和2年度調査結果というものを2021年夏に出している。簡単に言うと、整備新幹線区間の完成が見えてきた今、次の新幹線基本計画路線を整備するにあたり、ミニ新幹線の高速化、スーパー特急方式などを念頭にしている。単線新幹線では公費節減効果が薄く、交換待ちなどで所要時間短縮も限られることから、土盛り構造を増やし、トンネルや橋梁を減らす、市街地は在来線を使うなどして、在来線をできるだけ活用し、曲線区間には短絡線を設けて高速運転を行う