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うつとのつきあい方(26)眠気について

この病気が発覚する前から眠気にはすごく弱いほうで学生時だから授業中に寝ていたタイプでした。
社会人になってからも興味のない話になると頭の情報インプットが遮断してスリープモードになってしまうので自分でも厄介だなと感じていました。会議中でもよく先輩に足を蹴られていました(笑)

どこでも寝られるというのはある種特技にはなりますが、それも時と場所を選びます。

異常じゃないか?と感じたのはちょっとした空いた時間に「落ちて」しまうこと、それもほぼ毎日です。夜はもちろん夜ふかしや徹夜などせず、寝ています。

今考えるとその当時は寝ていても睡眠が取れた感じにはならず、ずっと脳がアイドリング状態だったのかもしれません。

「うつ病」と診断され服薬を開始してもその症状は収まりませんでした。元々過眠症を疑ってうつ病と診断され服薬も開始したのに一向に眠気が改善しないことに少し苛立ちを覚えました。

自分なりに色々調べていくうちに睡眠負債という言葉を知ります。

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豊橋ハートセンターより(https://www.heart-center.or.jp/rehabnow/1686/)

当時はなんとなく12時を回ってから就寝すると習慣があり、絶対的な量不足と質不足というのがわかりだしました。

眠気というのは「(量的、質的に)足りないから眠い」のです。

長時間睡眠を取ることは悪くないのですが、質が悪いと効率がよくありません。自分にあったベストな睡眠時間を探すことから始めました。

眠気はサボっていると見られがちですが、実は体が欲している不調サインの一つなのです。若いから多少寝なくても大丈夫と無理をすると後で負債となってやってきます。眠くなくとも一日の疲れを取るために早めに横になることをお勧めします。

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