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うつとのつきあい方(19)頼るべきは産業医


あなたが会社員であれば、調子が悪くなったり、普段の生活に対し明らかに気力が萎えたり、何事にも興味がなくなったら、まずは産業医に相談することをお勧めします。

上司や労働組合(あればの場合)に相談しても明確な回答は出ません。かれらはプロでは無いため相談されても困惑するだけです。

また相談しても即時の環境の改善にはつながらず、報復人事される恐れもあります。問題は周りの環境より相談する個人にあるとみなされることが多いからです。

あなたの「うつ」が脳の病気と認識できれば産業医にも相談しやすいし、専門医に紹介状を書いてもらうこともできます。産業医は治療を始める第一ステップと考えたほうがイメージしやすいと思います。

【私の場合】

抑うつ感は病気が発症する前から相当抱え込んでいたのですが、単なるストレスと思っていました。まずいなと思い出したのは昼間の耐えられない眠気でした。打ち合わせ途中(それも1対1で)突然意識がなくなるような強烈な眠気。

夜はねている(はず)なのになぜかすごく眠くなります。自分でWEB等調べて過眠症もしくはナルコレプシーかもしれない、と考えるようになりました。健康診断時、産業医の先生に相談したところ、紹介状を書いていただき検査してもらいました。

結果は過眠症ではなく「うつ病の中期」ということでした。

それから定期的な診察と投薬が始まりました。

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